La Grande Orchestra
2009年 06月 10日
しばらく更新を怠けているうちにもう早6月、学年末、学芸会の季節がやってきた。
Rikiにとっては幼稚園最後の学芸会。イタリアでは卒園式のようなものは存在しないので、これが締めくくりのセレモニーだ。
10時に幼稚園へ行く。席取りに燃えるイタリア親御たちの間を縫って一番前に座る。親たちがアツくなるのはやっぱり幼稚園だ。小学校、中学校と上がっていくにしたがってこの熱気は消えていく。
『音楽』をテーマにした子供たちの演技が始まる。それぞれがさまざまな楽器に扮して、最後に一つのオーケストラを作り上げていく。写真も数枚撮ってみるけれど、いい光もない。Rikiのニコニコ演技、今日は眼と耳にしっかり焼き付けておこうか。
演劇が終わった。マリア・ルクレツィアと一緒にいるRikiを見つける。記念写真、記念写真とあわてるのは親だけだ。いたって無頓着な本人。そんな無邪気な、小さな子供でいてほしいと思う。もう少しだけ。いつまでも。
帰宅して、学芸会の記念に貰った台本をめくっていると、卒園していく子供たちの作文を見つけた。
Riki Koyama
Un pò di tempo fa, mia madre e mio padre hanno comprato un pianoforte così le mie sorelle Kei e Maho ci possono suonare.
Loro infatti studiano pianoforte con una insegnante giapponese che viene a casa nostra.
Oramai sono già brave e suonano tutti i giorni e quando le ascolto sono molto contento.
Anch'io voglio imparare a suonare il pianoforte ma mio padre e mia madre mi dicono che sono ancora troppo piccolo.
少し前、ぼくのお母さんとお父さんがピアノを買ったので、ぼくのお姉さんの恵と麻穂はピアノを弾くことができます。
(ピアノを買ったのは10年も前だけどね)
お姉さんたちは、ぼくたちの家に来てくれる日本人の先生にピアノを習っているのです。(習ってません。そんな日本人はいません)
お姉さんたちはもうとても上手で、毎日ピアノを弾きます。(下手です。毎日なんて全然弾きません)
ピアノを弾いているのを聞くとぼくはとてもうれしいのです。(ほんとかなぁ)
僕もピアノを習いたいけれど、お父さんとお母さんは僕がまだ小さすぎるといいます。(習いたいなんて知らなかったよ!)
Rikiにとっては幼稚園最後の学芸会。イタリアでは卒園式のようなものは存在しないので、これが締めくくりのセレモニーだ。
10時に幼稚園へ行く。席取りに燃えるイタリア親御たちの間を縫って一番前に座る。親たちがアツくなるのはやっぱり幼稚園だ。小学校、中学校と上がっていくにしたがってこの熱気は消えていく。
『音楽』をテーマにした子供たちの演技が始まる。それぞれがさまざまな楽器に扮して、最後に一つのオーケストラを作り上げていく。写真も数枚撮ってみるけれど、いい光もない。Rikiのニコニコ演技、今日は眼と耳にしっかり焼き付けておこうか。
演劇が終わった。マリア・ルクレツィアと一緒にいるRikiを見つける。記念写真、記念写真とあわてるのは親だけだ。いたって無頓着な本人。そんな無邪気な、小さな子供でいてほしいと思う。もう少しだけ。いつまでも。
帰宅して、学芸会の記念に貰った台本をめくっていると、卒園していく子供たちの作文を見つけた。
Riki Koyama
Un pò di tempo fa, mia madre e mio padre hanno comprato un pianoforte così le mie sorelle Kei e Maho ci possono suonare.
Loro infatti studiano pianoforte con una insegnante giapponese che viene a casa nostra.
Oramai sono già brave e suonano tutti i giorni e quando le ascolto sono molto contento.
Anch'io voglio imparare a suonare il pianoforte ma mio padre e mia madre mi dicono che sono ancora troppo piccolo.
少し前、ぼくのお母さんとお父さんがピアノを買ったので、ぼくのお姉さんの恵と麻穂はピアノを弾くことができます。
(ピアノを買ったのは10年も前だけどね)
お姉さんたちは、ぼくたちの家に来てくれる日本人の先生にピアノを習っているのです。(習ってません。そんな日本人はいません)
お姉さんたちはもうとても上手で、毎日ピアノを弾きます。(下手です。毎日なんて全然弾きません)
ピアノを弾いているのを聞くとぼくはとてもうれしいのです。(ほんとかなぁ)
僕もピアノを習いたいけれど、お父さんとお母さんは僕がまだ小さすぎるといいます。(習いたいなんて知らなかったよ!)
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更紗
at 2009-06-11 23:32
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ちょっとRiki君!お話つくるの上手すぎませんか?(笑)
小学生になっても作文で苦労することは無いでしょう。
ピアノを「習う」は「studiare」なんですね。ただ「suonare」と言うよりもきっと学ぶニュアンスが強いんでしょうね。
小学生になっても作文で苦労することは無いでしょう。
ピアノを「習う」は「studiare」なんですね。ただ「suonare」と言うよりもきっと学ぶニュアンスが強いんでしょうね。
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by
kotaro_koyama at 2009-06-14 14:32
更紗さん> 嘘と言ってはカワイソウだから想像力?夢?いっぱいということにしておきましょう、今の所は。
イタリア語:『ピアノを弾く』と言う時はもちろんsuonareですが、習うと言う時、一般的にはstudiareまたはfareを使いますね。KeiもよくVoglio fare il pianoforte...(ピアノがしたい=習いたい)とつぶやいています。
イタリア語:『ピアノを弾く』と言う時はもちろんsuonareですが、習うと言う時、一般的にはstudiareまたはfareを使いますね。KeiもよくVoglio fare il pianoforte...(ピアノがしたい=習いたい)とつぶやいています。
by kotaro_koyama
| 2009-06-10 17:44
| イタリア暮らし
|
Comments(2)