今年のお約束

d0036978_18542610.jpgあっと言う間に一年が終わって、また新しい年が始まりました。

元旦に、Mahoと交わした『今年のお約束』。それは、日本語とイタリア語をしっかり使い分けることでした。

外国で育つ子供たちの会話では、二つの言語が入り混じってしまうことが避けられません。たとえ『家では必ず日本語』などのルールを厳格にしたとしても、その土地で暮らしていれば、純粋に日本語だけを使うのはどうしても限界があります。特に名詞に関しては無理があります。

名詞には、訳しようのないものも多いですし、共通認識の問題もあります。イタリアに暮らしていれば、supermercatoは、スーパーマーケットではなくて、やっぱりスーペルメルカートと言った方がピンときます。Piatto(お皿)などの単語は、本来日本語に訳せるものであったとしても、それほど神経質にならなくてもいいと思っています。日本語にも外来語がたくさんある訳ですし。

でも、動詞を混ぜてしまうのはよくありません。例えば、「宿題が終わった」というべきところを、「Compitiが終わった」なら許せるけれど、「Compitiがfinireした」はよくないなぁ、ということです。

問題は、子供だけではないんです。外国で暮らしているうちに、親の方もいつの間にか二つの言語をごちゃ混ぜに使い始めています。更によくないことには、せっかく子供が日本語で話しかけてきているのに、下手糞なイタリア語で答えてしまうこともしばしば。

日常会話でさえそんな状態ですから、話の内容が少し高度になってくると、日本語で話し続ける、もしくはイタリア語で押し通す、ことが親子共に難しくなってきているんです。子供は楽なイタリア語へと逃げるし、そんな子供たちの顔を見て、正確なイタリア語を話せない親はごちゃ混ぜの言葉を使う・・・

だから、イタリア語で喋り始めたらイタリア語で。日本語なら最後まで日本語で。2008年、それが我が家の一つの目標です。
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Commented by norina at 2008-01-08 00:14 x
難しい問題ですね。
我が家も同じ問題を抱えております。
私達親も、見直さなければならない点が多々ありますものね。
普段は宿題を持って帰って来ない学校に通っているウチの娘ですが、
今回、冬休みで初めて宿題を持って帰って来ました。
イタリア語も算数も、普段はイタリア語で習っている娘。
教えるのが難しかったです。
日本語では理解できないし、かと言って、先生がどんなイタリア語で説明しているのか、私にはわからないし・・・。
そんな経験されましたか?
Commented by kotaro_koyama at 2008-01-08 03:18
norinaさん>『そんな経験』毎日のように味わってます・・・ 算数は世界共通だ!と日本語で押し通したりしますけど、やっぱり数字も混乱するみたい。確かに数字を"バイリンガル"で考えるのって難しいですよね!ましてイタリア語は日本語じゃ教えられない・・・歴史や地理も結構苦しいものがありますねぇ。中学二年の長女Mahoは、更にラテン語やフランス語も持ち帰って来てボクを悩ませてくれます・・・「それパパ知りませ〜ん」「わかりませ〜ん」と突き放して、独りでがんばってくれるのを期待するばかり。落ちこぼれないことだけを願っています。
Commented by ANNA at 2008-01-08 23:58 x
Buon anno nuovo

今年もお子様たちの成長、目を細めて拝見・拝聴させて下さい。
ご家族にとって素晴らしい1年でありますように♪

お写真も、いつもとても楽しみ。
ところで、、、ずっと気になっているのですが~お子さんたちの持っている赤や黄色やブルーの物?地面にもたくさん?
お正月にまくもの?なのでしょうか~??

後、ちょっと前のRikiくんのお誕生日なのですが~
あんな大きなケーキ、一人づつ幼稚園で準備してもらえるのでしょうか~?
新年早々、質問攻めでごめんなさい。
Commented by kotaro_koyama at 2008-01-09 20:02
ANNAさんもどうぞ良いお年を。
ここで子供たちが持っているのは、カーニバルで撒き散らす「coriandoli」と呼ばれる紙吹雪です。正月とは関係ないんだけれど、タバッキで売っていたのを子供たちがめざとく見つけたのでした。ちなみにここは大晦日のベネツィア、お祭り気分ということなのでした。

お誕生日ケーキはですね、幼稚園では用意してくれません。別途お誕生日会を開くのが面倒な僕たちのような手抜き親が、ジュースなどと共に買って持ち込むんです。そうすると、先生たちが頃合いを見て祝ってくれるというわけ。あの写真もRikiの先生が撮ったものなんですよ。親は一緒にいさせてもらえないので・・・
Commented by NOA at 2008-01-14 21:43 x
明けましておめでとうございます。
子供達の言語力がどこまで伸びるのかは親次第なんですって。これ聞いてちょっと焦りました。汗

私が悩んでいるのは「漢字」です。
私の子供達は一生日本語で新聞を読むことがないのかと思うと寂しいので少しづつでも教えてやっているのですが・・・
興味が無いわけではない様ですが使うチャンスが少なすぎるので
「漢字習ってどうする」といった態度で私の一人相撲レッスン。
でもとりあえずは日記を毎日日本語で書かせて少しづつ良く使う漢字を使わせてみるとかしています。

日本語どうなさってますか?
Commented by kotaro_koyama at 2008-01-14 23:31
NOAさん>そうですねぇ、特に二ヶ国語目(日本語)がどこまで伸びるかは親の努力次第かも。特に漢字の読み書き。我が家もそれを痛感しています。
中学二年のMahoの漢字能力は、小学3年生位で止まってます。喜んで読んでいた漫画『どらえもん』で覚える数にも限界が・・・。平日はなかなか日本語まで訓練する(させる)時間も余力もなく。

一方、次女は、最近、日本から取り寄せた通信教育(進研ゼミのチャレンジ)をポツポツやっています。彼女のやる気は、回答を添削に提出すると色々なオマケ(ご褒美)が送付されてくることにあるんです。でも海外に郵送してくれる訳はなく、教科書もオマケもすべておばあちゃん経由で手間と費用がだいぶかかってます。それでも継続してやってくれるので応援しようかと・・・
by kotaro_koyama | 2008-01-06 20:48 | バイリンガル | Comments(6)
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