行く? 来る?

イタリア語と日本語の違いの中には、表現がまったく逆になるものがいくつかあります。その代表的なものが、「行く」と「来る」。話している相手の方に向かう場合や、話している相手と同行する意思を表す場合、イタリア語では「来る」になります。
例えば、電話の相手から「Vieni?(来る?)」と誘われたら、「Sì vengo!(うん、来るよ)」と答えなければいけません。
また、同席している人から「今から出かけるけど一緒に来る?」と誘われた場合も、「うん、来る」です。
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先日、娘たちに、「喋る時、頭の中では何語で考えているの?」と質問しました。9歳の長女も、6歳の次女も、その答えはイタリア語でした。こちらで育っているのだから無理もありませんが、その思考回路は、僕とは異なるようです。

彼女たちが日本語を喋る時、無意識のうちにまずイタリア語で考え、それから日本語に訳しているのがありありと分かる時があります。その簡単な例が「行く」と「来る」なのです。

面白いことに、娘たちを観察していると、言語によって、発声の仕方、そして性格まで変わるのが分かります。一般的にイタリア語を話す時の声は、大きく、トーンが低く響く音になります。そして性格は、非常にアグレッシブになるのです。日本語の場合は、一転して、優しい音になりますし、性格まで穏やかになるようです。

「Kちゃん早く来なさい!」
「うん!いまくるねぇ~!!!」 今日も、次女は叫んでいます。日本語で。
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Commented by くまさん at 2005-05-13 10:07 x
koyamaさん、こんにちは∈^0^∋
言語って行動をつかさどっているのかもしれませんね。NHKの語学講座で一番明るくて楽しいのが、イタリア語講座で、凋落傾向にあるのがドイツ語(ぼくは好きなのですが)で、国民性が番組に反映されてます。(笑)
 韓国人の喜怒哀楽の激しさって、韓国語から来ているのかもしれませんね。
 話が変わりますが、ドゥオモ改装かなんかしているのですか?
くまさんでした。ではでは(^.^)/~~~
Commented by kotaro_koyama at 2005-05-14 03:22
くまさん、ドイツ語とイタリア語の両方がお好きなんですよね。性格が正反対(?)なのに(笑)。韓国人の気質は唐辛子のせいでしょう。
ところで、ドゥオモ改装ってどこのドゥオモでしょうか???
Commented by mipomipochan at 2005-05-14 12:17 x
また楽しいブログを見せて頂きました。スキン変更されたのですね。koyamaさんのブログは本当に参考になります!!ワイン通では無い私でも、日本で購入するワインとイタリアのワインの違いは飲むとよく解ります(^_^)v主人が出張の度、お土産で密輸入?!して買って来てくれていました。やはり防腐剤のせいですね。 これからもどんどんイタリア情報をお願いします。では、失礼しました…。
Commented by kotaro_koyama at 2005-05-14 15:14
mipomipochan, ご訪問ありがとうございます。スキンは、オリジナルのものを作ろうと色々いじってみたのですが、こだわりだすと切りがないので結局止めてしまいました・・・。中身で勝負ということで(笑)。
イタリアで暮らしていると、昼間からワイン飲んじゃってダメなんですよね~。
by kotaro_koyama | 2005-05-12 05:42 | バイリンガル | Comments(4)
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