重圧

JR宝塚線の列車脱線事故は、イタリアでも大きく取り上げられました。
その原因については、まだ想像の範囲を出ていないようです。でも、1分30秒の遅れを取り戻すために制限速度をオーバーしたのが主な理由であることは、ほぼ間違いないのでしょう。

行きつけのバールの親父は、こう言います。
「たった1分30秒の為にねぇ…。イタリアじゃあ30分の遅れだって気に留めやしないってのにさ!それにしても23歳の若者に列車を運転させるってぇのもどんなものかね?」

わずかな時間を取り戻すために必死になる運転手の気持ち。決してイタリア人には理解できないものでしょう。でも、その「必死な気持ち」こそが、日本社会を機能させていることは否めません。そしてその気持ちを理解できないイタリアは、永遠に、日本のように機能しないのです。

朝日新聞のHPに、JR運転手が抱える厳しい重圧についての記事がありました。

ミスをした際の「ペナルティーへの恐怖」と、ライバル会社との「厳しい競争」を勝ち抜くための過密ダイヤ。そんなプレッシャー社会の落とし穴は、JR運転手だけが抱える問題ではないと思うのです。

住み易い国ニッポンと、住み辛い国イタリア。どちらが「生き易い」国なのでしょうか…。
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by kotaro_koyama | 2005-04-29 16:40 | 比較文化 | Comments(0)
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