15＋15で米を炊く

日本から差し入れてもらったお米がついに終わってしまった。

娘のために弁当を作るようになってからというもの、米の消費がぐんと増えたのである。

"Riso giapponese（日本米）"で検索、今回は、アマゾンイタリアで見つけた「KOSHIHIKARI」を購入してみた。

５キロで、24,9ユーロ（4,98/kg）。 ベトナム産のコシヒカリで、イギリスの会社が輸入しているらしい。巡り巡って、イタリアへ、ペルージャへ。

錦鯉が描かれた洒落た袋を開封し、早速炊くことにしたのだけれど、その前に改めて「米の正しい研ぎ方、炊き方」を勉強してみた。

いくつかある教えの中で、なるほどねえ、と思ったのがこのビデオ。

米をカップではなく重さで正確に測るというのはやっていたし、やさしく研ぐことも心がけてきた。でも新鮮だったのは、

「15分浸水、15分ざる置き」

僕は、今まで逆にやっていた。先にざる置き、そして浸水。

ま、合計30分という意味では、同じことなのかもしれないけれど…

それから、「新米を炊く時は、2回目の研ぎ汁を捨てずに利用する」ってこと。へぇ！

日本ではこれから新米の季節。皆さん、ぜひ試してみてください。

ところで、米を炊くのに使用しているのは、むかーし成田空港の免税店で購入したタイガーの炊飯器。
時を経て傷だらけになってしまった内釜だけを交換できないか、同社のカスタマーセンターに問い合わせたところ、実に素早く、親切に対応してくれた。
ピカピカの内釜を見るたび、日本のサービス精神の素晴らしさを改めて噛み締めるのである。

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