イタリアで先生になる? - 人生の岐路 -
2025年 05月 06日
さて、先日、卒論を発表し、初等教育科学 - Scienze della formazione primaria - を修了したKeiであります。それは5年間の修士課程でした。これで、娘は、幼稚園および小学校の教員資格を正式に取得したことになります。
もし、彼女が本当に教師の道を選ぶのなら、最初のステップとしては、次の2つの選択肢があるそうです。
選択肢1 臨時教員リストに登録する
お呼びがかかったら臨時教員として働き、経験を積みながら、正規採用を待つという道。
選択肢2 国家試験を受ける
筆記試験と口頭試験に合格すれば、研修期間を経て正規教員として採用される。
ただ、晴れて教員として正規採用されたとしても……
イタリアの教師の給与は、ヨーロッパ諸国の中でも最低水準と言われています。初任給は約1,300ユーロ、ベテランになっても1,800ユーロ程度とか。中学校以上はもう少し高いようですが…
一方で、勤務時間は、小学校で週22時間、幼稚園で25時間程度。これを考慮すれば必ずしも安月給とは言えないのかもしれないけれど… 何より夏休みがたっぷりあるし。そう、バカンスの長さは、見逃せない特典だ!
一昨日、聞かれました。
「パパ、わたし、先生になった方が良いと思う? 友達からは強く勧められるんだけど…」
「そうねえ… 先生は素晴らしい職業だと思うよ。でも、情熱とモチベーションがないと続かないよね…」
この1月から既に、教育とは全く関係のない世界で仕事を始めている我が娘。それはそれで楽しいし、満足している。
実は、在学中、学ぶ目的を失って、一年休学していたのです。卒業証書、その「紙ぺら一枚」を貰うために最後まで頑張ったのは、どうしても先生になりたかった訳じゃなくて、僕たち親のためだったのかもしれない…
それに、アジア人の顔をした先生は、色々苦労するかもしれません。特に生徒の親との関係で… そんなことも想像して、Keiは、教師への道に二の足を踏むのかもしれない…
人生は長いです。
今すぐでなくても、いつか、教壇に立つ日がくるかもしれません。
Keiのような外見、バックグラウンドを持った先生の何が悪いのでしょう。逆に、「ガイジン」な先生こそが、これからの時代には大事な存在になるはず。僕はそうだと信じます…
でもね、
選択肢、「3」でも、「4」でも、良いんだよ。
どんな道を選んでも、大丈夫。

Keiなら、きっと大丈夫。
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おめでとう。
楽しみですね。
楽しみですね。
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by kotaro_koyama
| 2025-05-06 20:58
| 子育て
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Comments(2)

