ミラノ by night

ミラノ3日目なのに、まだ大聖堂正面を拝んでいなかった…

もう真夜中を過ぎようとしていたけれど、最後の夜。やっぱり、せっかくだから、夜の散歩に出かけました。

昼間歩いた時にも気づいたけれど、この街を歩いてびっくりしたのは、浮浪者の多さです。施しを乞うわけでもなく、ただ眠り続けている。

豪奢な高級ブランド店の前で、うずくまる姿。

世の中、何かが歪んでいるなあ…

人影のない夜のブティック街では、店内やショーウインドウのガラスを掃除をする人たちの姿が印象的でした。

あぁ、ぴかぴかに光り輝く店は、こんな時間に、こんな風に、こういう人達のお陰で保たれているんだ…

暗い街に、そんな現代社会のコントラストが浮かび上がって、

なんだか神妙な気持ちにさせられたミラノ最後の夜でした。

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