昨日の昼は
2024年 12月 26日
息子の彼女宅へお呼ばれされてのクリスマスランチ。
テレーザは5人兄弟の末娘。兄姉それぞれのパートナー、そしてもちろんご両親を含めて、人数は "たったの" 11人でした。それに小さな子供を加えて15人。イタリアの田舎にしては少ない方なんじゃない?
信心深いご家庭なので、乾杯の前にお祈りがありました。お父さまの「アーメン」に、若干戸惑いながら僕も言葉を合わせて…
お料理はもちろん全て手作り。我が息子も前日からお手伝い、生まれて初めてトルテッリーニを作ったらしいです。
ANTIPASTO
Crostini di fegatini di pollo
鶏レバーのクロスティーニ
PRIMI
Tortellini in brodo
トルテッリーニ イン ブロード
Parmigiana di gobbi
ゴッビのパルミジャーナ
SECONDO
Cappone alla griglia
去勢雄鶏のグリル
DOLCI
PANETTONE ecc
パネットーネ、マロングラッセなどなど
Cappone(去勢雄鶏)で出汁をとったブロードで頂くトルテッリーニは、中部イタリアのクリスマス定番料理です。
ウンブリアらしい料理と言えば、ゴッビのパルミジャーナでしょう。GOBBO (Cardo)って、日本語で何て言うのか調べたけれど不明。アーティチョークの仲間らしいです。アーティチョークは蕾部分を使うけれど、ゴッボは茎部分を食べます。繊維がとても強いから、食感を良くする為の下準備が大変!まず、茹でて柔らかくしてから、小麦粉をまぶして油で揚げるのです。それから、ラグーソースとパルメザンチーズと共に重ね焼きにする…
去勢雄鶏は、グリルしたものとは別に、茹でたものも供されました。ブロードの出汁を取るために茹でられた肉ですね。この茹でた鶏には、自家製マヨネーズが用意されていました。鶏肉にマヨネーズ、っていうのは初めてだったな。
素朴さの中に、家族皆で手間暇かけた愛情が感じられて、たいへん美味でございました。
食後酒も、自家製リモンチェッロに、アマーロ各種。
久しぶりに沢山お喋りもして…
そうそう、お酒は控えめにね。施行されたばかりの新しい道路交通法、飲酒運転に大変厳しくなったから…
クリスマス当日に検問はしないと思うけど!



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by kotaro_koyama
| 2024-12-26 17:28
| イタリア暮らし
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