悲願の100切り

富士山の麓、フォレスト鳴沢カントリークラブに行って来ました。

ここは、従業員の方の応対がたいへん気持ち良いのです。そして、コンディションが良ければカートで乗り入れることができます。ペタっとした洋芝がイタリアに戻った気分。

コスパが良いから、思い切って2日連続のラウンドをすることにしました。日本で同じゴルフ場を連日廻るのは初めてかな。

霊峰を拝みながら遊ぶのが第一の目的だった訳ですが、ゴルフ的には、なんと言っても妻の100切り。

「きっと私にはもう無理なんだよ…」

弱気にそう呟いていた彼女でしたが、初日、かなり良い感じのゴルフをしていました。

後半途中から、「スコアは見ない!」宣言。僕だけがその数字を把握していました。

そして迎えた最終18番。

僕は彼女の最後のパットを見つめていました。その距離4メートル。ほぼ真っ直ぐのライン。

(これを沈めれば99。外したら…)

あと一歩とはまさにこのこと。

優勝争い、予選通過、プロテスト、シード権争い…  話のレベルは違うし、比べられないけれど、「あと1打、足りなかった」ゴルフってそういうものだよね…

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翌2日目。

夜中降り続いた雨が止んで、見事に晴れ渡りました。11月末とは思えない暖かさになって、最高のゴルフ日和です。

10時15分OUT、最終組。

まずは富士山をバックに笑顔の記念撮影、

ロケットスタートの妻は、6番ホールまで僕と1打差でした。こんなこと、今までに無い。

そして前半を終えて、44。

(わ、凄いな。これは行けるかもよ)

僕は密かにそう思っていたけれど、本人にその自覚はまったく無くて…

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彼女は、アドバイスなど聞かず、自分自身のチカラでプレーしたかったみたいだけれど、

思い切り口出ししましたよ、僕は。

だって、やっぱり達成して欲しいじゃないですか、100ギリ。

何と言っても苦手なバンカーを徹底的に避けるマネジメント。クラブ選択…


そして、


ついに!


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最終18番、ボールがバンカーに向かって飛んで行った時には、心臓が止まるかと思いましたね…

「おめでとう!」

「ありがとー!」

もちろん満面の笑顔の妻でしたが、謙虚な一言も。

「でもさ、ここ、距離が短いもん」

いや… 確かに短めだけれど、でも、だからと言って良いスコアが出る保証は何もないんだから!

と言う訳で、

これで、僕の2024年のゴルフは心置きなく幕を閉じることができました。

この話、おしまい。


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Commented by ヤスミン at 2024-11-30 08:14
奥様、ついに100ギリやりましたね〜🤗
93は素晴らしい!
富士山を背景にした奥様のスイングのお写真も
構図がよくって、フレームに収めたくなる1枚ですね。
Commented by kotaro_koyama at 2024-11-30 23:43
> ヤスミンさん
ありがとうございます!
妻にコメントを伝えました。大変喜んでおります!
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by kotaro_koyama | 2024-11-28 08:05 | ゴルフ | Comments(2)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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