そうだ 金沢、行こう

元々はね、新潟は燕三条への旅を考えていたのです。刃物の名産地を尋ねながら、ゴルフクラブを作りに行こうかって。

でも、このゴルフの腕前じゃ道具を変えたって、ねえ… と、日本地図を眺めているうちに

あ、金沢ってまだ行ったことないな…

で、

「そうだ　金沢、行こう！」

東京駅発10時22分、かがやき509号9号車。

新幹線に乗るのはいつ以来だろう… 20年ぶりか？… そして思い出す限り、たぶん人生3回目くらい。

飛行機はよく乗るけれど、新幹線は初心者なのです。

駅弁買って、乗車すると…

隣の車両に、大学時代の友人が！

なんと言う偶然…

狂言の野村万蔵家に嫁いだ彼女、

これから金沢での公演に駆けつけるとのこと。

「良かったらおいでよ」

そうだね、じゃあ、と、予定を変更。金沢駅に着いてすぐ、石川県立能楽堂へ向かったのでした。

あいみょんの翌日にこの舞台…　なんかシュールだ。

野村万蔵さんは、中高の先輩であります。

狂言を見るのは、高校以来、2回目。あの時は居眠りしちゃった記憶があるけれど、今日は楽しく観劇いたしました。

なによりこの日の演目の内容が、親子三代に渡る実際のご家族の姿と交錯して、心に響くものがあって。

外は雨、の金沢

思いがけず触れた日本の伝統芸能。

オトナになってから見ると違います。

皆さまも、宜しければ…

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