オリーブ、意外にも豊作？

オリーブ収穫2日目、朝から独り黙々と。

木によって、実の形や色が凄く違っていて不思議なんです。

黒くてまん丸の実を鈴なりにつけた木の隣には、紫色が斑らに混じった濃い緑の、ふっくらした実。その隣は小さて固い、薄緑の実…

どれがオイルとして良い実なんだろう？

そんなことを思いながら採ります。

秋の、低い陽の光。その逆光を利用した方が、実が黒い影になってよく見えたりします。

小さな熊手を使って、かなり乱暴にガリガリと…

でも時に、手を使った方が早い時もある。人間の手って優秀だ…

高いところから落ちてくる実がオデコに当たると結構痛いんだよね…

午後3時。

正しい農家らしく、早めの仕事終いであります。

オリーブの実が入った籠の数は、５つになりました。

体重計を持ち出して計ってみたら、一つの籠が、正味21kgでした。

… ってことは、100kgは超えたのか。

頑張れば200kgは行けそうだけれど、もういいかも。

あと1籠くらいでやめよう。

第一、この籠、6つしか持ってないし。搾油所を往復するのも面倒くさいし…

今年、全然期待していなかったけれど、実は豊作と言えるのかもしれないな。

搾油率が低いという噂だけれど…

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