時差ぼけカルボナーラ

時差ぼけ真っ最中、らしい。

数日前の日曜日にサマータイムが終わった。1時間、時計の針が後戻りしたのだ。

夏の間、7時間だった日本との時差が、今は8時間。

あ、いや、日本との時差は、今日の話に全く関係がない。ただ単に、この国で、1時間がズレたということ。

たった1時間ではあるけれど、でも、感じるのである。

朝はまだ良いとして、夜が問題だ。

僕の場合、特にゴルフに行った日の夜が問題だ。

日暮れが早くなって来たから、12時くらいにスタートしないと、明るいうちに18ホールを終えられない。そんな時間割だと、たいてい昼食を抜いてしまう。

ラウンドを終えた頃には、午後4時。買い物をして、帰宅する。もちろんお腹はぺこぺこだ。

外はもう真っ暗。気分はもう午後8時なのに、時計の針はまだ5時半…

日本だったら、午後6時の夕食は普通かもしれないけれど、こちらでは有り得ない。そりゃ、腹が減れば時間などに囚われず食べれば良いと思う。

でも、娘がいて、独りじゃない時は、せめて7時、いや7時半まで我慢しなきゃと思っていると…

「あぁ、お腹空いたぁ！えぇっ、まだ5時半！？」

Keiの一言で、決めた。

もう、食べちゃおう！

お腹一杯感が欲しいから、カルボナーラにしよう。

カルボナーラと言えば、グアンチャーレにペコリーノが正統派。どちらも無いけれど、まあ良い。

冷蔵庫に寝かせてあった、生パンチェッタ。塩胡椒を強めに振って、ラップをせずに1週間ほど放っておいたものだ。切ってみると、良い感じに乾燥してる。

卵3個に、パルメザンチーズをたっぷり使って…

食べ終えたら、まだ7時前。

Keiは、こんな時間からバイトへ出掛けていく。なんでも、何処かの誰かの成人式パーティで、バールマンをするらしい。

僕は、9時くらいにベッドに入っちゃって、きっと朝4時くらいに目を覚ましてしまうだろう。

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