落胆と、安堵

昨日の試合は散々な結果に終わりました。

ゴルフの内容については何も記したくないです。

「落胆」という言葉が、まさにぴったり… "思い通りに望みが叶わず、がっかりして力を失うさま"

再び力を取り戻して、立ち上がるには、暫く時間が掛かりそう…

失望に溢れた土曜日だったけれど、良いこともありました。

ジョルジョとファブリツィオは、

ある事件をきっかけに、仲違いをしていました。顔を合わせることがないまま、一年以上が経過していたのです。

互いに意地を張り合っちゃって…

それぞれと仲が良い僕は、ずっと間に挟まれて、かなり居心地の悪かったのです。

だって、毎週平均2回ずつ、彼らと会うんだから。2人が蜂合わないように…

ところが、昨日の試合で、偶然組み合わせが一緒になってしまったのでした。

「明日、ジョルジョと一緒じゃない。大丈夫？」

「組み合わせ見た？ファブリツィオとだよ…」

試合前日、心配した僕は、それぞれに連絡を取って、「ソフトランディング」できるように配慮していた…

当日。僕は彼らと一緒ではなくて、10分後、一つ後ろの組。

一応笑顔で挨拶を交わしてスタートして行った2人だったけれど、本当に大丈夫かな…

前方でプレーする彼らの背中を見つめていたのでした。

「コータ、こっちに来いよ！」

最終ホールを終えると、早速呼ばれました。

2人きりでは、まだどこそこ居心地の悪そうな雰囲気。さりげなく仲裁の仕上げに努める…

「リッカルド、僕たちの写真撮ってよ！」

写真の上手な友人に携帯を渡して、

もちろん僕が真ん中に入って。

もしかしたら、

一緒にゴルフができる日が近いかもしれません。

心の底から笑って、

再び、3人で。

イタリア(海外生活・情報)ランキング