初めて、政治的集会に

高校生時代に生徒会長を任された頃からかな、政治への参加意識が高い息子ですが、

彼の親分的存在であるアリーチェが、ペルージャ市議会議員へ立候補をしました。

午後6時半、彼女の選挙応援を兼ねた集まりがあると言うので、息子に誘われるがまま行ってきました。

若干25歳、アリーチェは、次女Keiの同級生でもあります。

所属するのは、"Sinistra Italiana" - イタリアの左派 -

その名の通り、立場や思想は、だいぶ「左」であります。不平等是正、環境保護、労働者の権利保全、失業者の尊厳保護、医療保険システムの改善…

今週末に投票が行われるペルージャ市長&市議会選挙ですが、ここで彼らが掲げる政治提案の一つに、「食文化、食糧政策」があります。

ややもすると、大企業の儲けのサイクルの中に飲み込まれてしまっている現代。その食の流れを見直そう、本当の食文化を取り戻そう、というものです。

壮大で、難解なテーマであることは分かっているけれど、まずは地域社会から始めようじゃないか… この日は、そのことだけに絞って話をしよう、という夕べでした。

思えば、こんな集まりに参加するのは生まれて初めてのこと…

1時間ほどで集会が終わると、「アペリチェーナ」がありました。5ユーロ払うと、ワイン1杯と、つまみを貰えます。

食文化を見直す、という話に負けない美味しいつまみでした。ひよこ豆のサラダ、生ハムトマトのブルスケッタ、鳥レバーパテが挟まった小さなパン。

そうそう、その5ユーロは、「代金」ではなくて、あくまでも「寄付」としてのお金。彼らの政治活動に賛同する人は、もっとお金を出しても良いんです。

僕もほんのちょっとだけ多めに出して…

政治資金のあり方がとやかく言われておりますが、こんな草の根的活動が本来の政治の姿なのかな。

初めて、政治的集会に_d0036978_14313278.jpeg


「ジョルジョーネが来るって知ってさ、パパが喜ぶかと思って」

そう、この集まりには、「食」がテーマとあってか、ジョルジョーネが招かれていたのです。ちょっとした有名人。

昔、まだよくテレビのスイッチを入れていた頃、良く見ていた料理番組の一つに、"Giorgio Orto e Cucina" - ジョルジョ、菜園と料理 - がありました。

料理そのものよりも、その独特の喋り、イタリア語の言い回しが面白くて毎回見ていたっけ…

生ジョルジョーネ、その喋りは健在でした。




モンテファルコにある彼のレストラン。こんど行ってみようか。


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by kotaro_koyama | 2024-06-05 16:01 | イタリア暮らし | Comments(0)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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