魂の、赤ワイン煮込み

12月12日。愚息Riki、20歳の誕生日。

彼女と親友を自宅へ招きたい、と言うので、久しぶりに気合を入れて料理をすることにしました。

すぐに頭に浮かんだレシピが、牛肉の赤ワイン煮込み。

何故って、ある程度仕込んでおけば、食べる直前に慌てなくて済むから…

で、行きつけの肉屋に行ったんです。

「牛の頬肉、2キロほど欲しいんだけれど」

そうしたら、肉屋のおじさん、なに寝ぼけたこと言ってんのって表情で、大きく横に首を振りました。

「もうクリスマスが近いからねえ、予約でいっぱいなんだ。今注文したら一月になっちゃうね」

僕が困っていると、

「代わりに豚の頬肉はどうだい?牛より美味しいくらいだよ!」

ちょっと迷ったけれど、その言葉を信じることにしたのでした。

で、

3日間掛けて、心、いや、魂を込めて作りました。

1日目、まずはフォンドヴォー作りから。これには牛の骨を使いました。「ヴォー」だから牛に決まってるけれど。美味しい出汁を求めて煮詰めること、12時間…

2日目に煮込み開始です。使用した豚頬肉1,7キロ、赤ワイン1,5リットル、ポルト酒300ml。

酸味が少ないワインが良いとのことで、ネッビオーロと、モンテファルコの赤を一本ずつ混ぜてみました。

4時間煮込んで、一晩冷蔵庫で寝かせて。

3日目、ソースに濃度をつけて仕上げました。

本来は、ポテトのピュレを下に置いて、肉を置いて、ソースを掛けたいところだったのだけれど… Rikiの彼女がミルクアレルギーなので、ピュレはやめて、ベイクドポテト。

ちょっと冴えない盛り付けになっちゃったけれど、

味は良かったと思います。

誰に聞いても、これが牛肉なのか、豚肉なのかは分かりませんでした。

まあ、それはどうでも良いことです。僕が魂注いだのはソースだからね…

魂の、赤ワイン煮込み_d0036978_01164371.jpeg

ほぼ、この星野シェフのレシピ通りに作りました。

少しくらい手を抜いても、あまり味に差が出ないような気もするけど…

もはや自己満足の世界。





誕生日ケーキは、近所のパン屋に注文しました。ドルチェ作りにはまったく興味が無いのでね。

これも、ミルクアレルギーの彼女の為に、特注ヴィーガンケーキですが、これがなかなか美味しかった!

それにしても、このデコレーション。

き、キノコ?まるで幼稚園児向け!

ケーキを焼いてくれた職人さん、20歳の青年向けと知りながら、何故…

Rikiの精神年齢が分かっちゃったのかな!?

魂の、赤ワイン煮込み_d0036978_01170762.jpeg

2本だけ立ててあげた蝋燭に何かを願って、

そして吹き消して。

「あ、あっま!」

嬉しそうに、キノコの形をした砂糖の塊を口に放り込んで。

息子の笑顔を、

久しぶりに間近に見ました。


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Commented by Keiko at 2023-12-13 07:51
Riki 誕生日おめでとう♥!

パパシェフ、見事な出来栄え、おめでとう!
(pureはミルクなしでもできますよ、要は伸ばせばいいのだから)
Commented by kotaro_koyama at 2023-12-13 15:54
> Keikoさん
Grazie mille! 本人に代わり、御礼申しあげます。
プレ、ミルクなしレシピも考えたのですが、結局コレにしちゃったのでした…
Commented by COCO at 2023-12-13 22:32
Rikiくん、20歳のお誕生日おめでとう!

それにしてもコタローさんの料理すご過ぎます(>_<)
ご職業はどこぞのシェフ???
Commented by kotaro_koyama at 2023-12-14 15:52
> COCOさん
ご丁寧にどうもありがとう!
料理は… 偉そうに書いているだけで、実際は大したことないです。
Commented by Toruberlin at 2023-12-14 16:03
Buongiorno コータローさん、美味しそうに仕上がりましたねー、🍷2本⁉️
豚の頬ということはカシラかー、グアンチャーレの材料ですね。ドイツでは生ハムなどになっちゃうからかなかなか手に入りませぬ。
クリスマスだとドイツは圧倒的に鵞鳥、続いて鹿、鴨かー、七面鳥はマイナーですがイタリアは牛肉もなんですね。
Commented by Toruberlin at 2023-12-14 16:05
p.s. Riki君、20歳🎂
Tanti Auguri ‼️
Commented by kotaro_koyama at 2023-12-14 16:30
> Toruberlinさん
Buongiorno a te e Grazie mille!
へえ、ドイツのクリスマス食材は、微妙に違いますね。こちらでは鹿や鴨はマイナーかなあ。
ドイツでも、24日イブは、肉は食べませんよね?25日のお昼には、ラザーニャ、トルッテリーニなどのパスタ料理。セコンドは、羊、豚、牛が中心でしょうか。豚足料理も人気ありますね!
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by kotaro_koyama | 2023-12-13 05:38 | 料理とレシピ | Comments(7)

主夫と生活、ゴルフのこと。


by kotaro
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