映画「PLAN 75」を観た。
少子高齢化社会の解決策として、75歳以上が自ら死を選択できる制度が国会で可決された… 近未来の日本を舞台にしているけれど、現代日本の生活をリアルに描いていて胸が痛くなった。姥捨て山をテーマにした「楢山節考」の現代版と言えるだろうか。
ゴルフ友達のフランチェスコに誘われてのことだった。何故だかこの日本映画に興味を持って、僕のことを考えたらしい。
でも、男2人で映画ってのも何だかな、と思って子供たちも誘ってみた。そうしたら、Keiは彼氏を、Rikiは親友をそれぞれ連れて来て、総勢6人での夕べになった。
夜、Centro - 旧市街 - へ来るのなんて実に久しぶりのこと。映画を観て、知人の家族が経営する可愛いレストランで食事をして。
食事を終えて外へ出たら、RikiやKeiの友達が大勢居た。もちろん、皆、若者。
「パパ、僕たちはここに残るね」
これから何時まで夜を楽しむのだろう。ドリンク片手に笑顔いっぱいでお喋りを交わす彼らを見ていたら、なんだか急に歳をとった気がした。
フランチェスコの横顔も、同じ気持ちを抱いているように見えた。
僕たち、75歳にはまだ遠いけれど。時間はあるけれど。

旧市街にある小さな映画館。「ニューシネマパラダイス」を想わせるような入り口。でも、中はなかなかモダンな内装で、素敵なのです。味のあるこんな映画館に、いつまでも頑張って欲しいと思います。
僕たち家族は、ここから歩いて2分のアパートで、16年を暮らしました。

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