「あ、彼らはとても良い人たちですよ!ご一緒に如何ですか?」
朝、ゴルフ場の受付に顔を出したら、独りでラウンドをしようとしていたアメリカ人の青年を紹介された。僕はファブリツィオと2人きり。もちろんNOとは言えない。快く引き受けた。
奥さまと一緒に、2歳になる娘さんを連れて、ロスアンジェルスからやって来たと言うアンディ。一軒家を借りて、一ヶ月間の休暇をここペルージャで過ごしているらしい。どんな家を借りているのかと写真を見せてもらったら、映画に出て来るような、いかにも外国人が喜びそうな、石造りの田舎家だった。
IT関連の仕事をしていて、ネット環境さえあれば世界中どこに居ても仕事ができること、だから休暇中だけれど仕事もできること、奥様がちょっとしたインスタインフルエンサーなこと、ロスアンジェルスでの暮らし、アメリカのゴルフ事情…
彼のイタリア語はほぼゼロだったので、僕たちは貧しい英語を絞り出しながら、18ホールを一緒に遊んだ。
僕の英語のレベルは低いけれど、ゴルフ中継をいつも英語で見ているからだろう、ゴルフに適したカタコト英語が出てきた時は自己満足だった。
"Down wind... 140 yards to the front and 6 on"
なんて言えて、彼がそこそこのショットを打ってくれた時は嬉しかったな。
「今日は的確なキャディまでしてくれてありがとう!」
いえいえ、どういたしまして。こちらこそ、18ホール、3時間ほどの英会話に感謝です。お陰さまで脳がリフレッシュされました。
アンディは、あと2週間ほどイタリアに滞在したら、次はポルトガルへ向かうそうだ。
「次回は、ゴルフ友達を連れて、また中部イタリアに戻って来たい。その時は是非お薦めの旅程を教えてね」
「もちろん!」
名刺代わりにインスタを交換して、さようならをした。
時代は変わったものだ。

12番ホールのティーグラウンドには、こんなハートマークが刈り描かれていた。インスタ映えする、グリーンキーパーの粋な仕事に感謝。アンディも嬉しそうに写真を撮っていた。
第六回プラチナブロガーコンテスト開催!くらし部門に応募します。
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