白いリゾット

「僕ね、お腹が超空いている時に1番嬉しいのがこれなんだ!」

パルメザンチーズだけで仕上げるリゾット。Rikiは、それを「白い」って呼びます。時にサフランを入れたりもするけれど、あまり嬉しそうじゃない。「白」が良いらしい。でもね、白と言ってもね、それなりに手間は掛かってるのです。美味しくするには、やっぱりブロードが大事かな。

今回は、前日の残りを使いました。骨付き鶏肉を香味野菜と一緒に茹でて取ったブロード。ちなみに、鶏肉はほぐして温製サラダにしました。マスタード風味のドレッシングで和えて。これもなかなか好評でした。外した骨はまたブロードの中に戻しておきます。翌日、再加熱して、もう少し旨味を引き出す…

お米。イタリア人は、やれカルナローリ米だ、いやアルボーリオ種が良い、とか言いますが、僕は日本米を使うのも好きです。でも研ぐことはしません。オリーブオイルとバターでお米を軽く炒めたら、白ワインを入れて。ワインが蒸発しかかったら、熱いブロードを入れます。ここでも少しずつ入れるのが正しいとされているけれど、僕は一気に多めに入れちゃいます。鍋底にお米が焦げ付かないように掻き混ぜるけれど、でも、それは最小限に。

お米が程よい硬さになるよう、ブロードで調節。最後に冷たいバターと、削ってあったパルメザンチーズを加えてよく混ぜて出来上がり。お皿に盛った時に、ぼてっとせず、平らに広がるのが正しいブロード量加減です。

大抵、リゾットは多めに作ります。余ったら、翌日、supplì(お米のコロッケ)にします。これも子供たちのお気に入り。

鶏肉とお米で3日間を回す、リサイクル料理です。最後に油揚げ料理になるのはちょっと嫌なんだけれど…!

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by kotaro_koyama | 2022-03-15 15:54 | イタリア暮らし | Comments(0)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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