親知らず
2022年 01月 21日
Rikiの歯がずれ始めている。しばらく前に気付いてはいたんだけれど、「また矯正するなんて真っ平御免」本人はそう思っていたみたいだったし、放っておいた。そうしたら下前歯2本が、結構な乱れに。
歯医者へ連れて行くと、親知らずがとんでもなく真横に生えていることが分かった。親知らず達が邪魔をして、せっかく矯正した歯が綺麗に並ぶスペースが足りなくなっていると言う。長い年月とお金をかけて揃えた歯が再びずれてしまうのも悲しいが、それよりも、歯医者さん曰く、早期に抜いてしまわないと後々厄介なことになるという。奥歯との間に虫歯ができたら大事らしい。時に命が危険に晒される場合もあるとか。
「親知らず」の歯って、イタリア語では、"dente del giudizio" と呼ぶ。Giudizioは、判定、判断、審判などの意味だ。物事の良し悪しの判断がつくオトナになる頃生えてくるから、ということか。もしくは、思春期にその存在に気づかせて、オトナへの成長を促すと言うことのかもしれない。英語でも"wisdom tooth"と言うから、似たニュアンスだろう。
そう言えば、日本語の「親知らず」の語源なんて気にしたこともなかった。調べたら、諸説あるらしい。
- 昔の日本人の寿命が短く、親知らずが生えてくる頃には親は既に亡くなっているから
- 親元を離れた頃に生え始めるため、親がその生え始めを知ることがないから
- 親知らずは乳歯から生え替わらないため、親に見立てた永久歯がないから
昨日に引き続き、今日もRikiは学校へ行かなかった。朝、目覚ましの音は何回もしていたし、トイレへ行く物音も聞こえた。でも再びベッドへ戻ってしまった。別に「ひきこもり」と言う訳ではない。昨日の夜は友達と出かけたし、起きてくれば普通に笑顔も見せる。
「どうしたの?」って聞こうかどうしようか迷いながら、黙っている。親の心子知らず、ではないと思う。僕の心配は十分に分かっているはずだから。子の心を分かってあげられないのは親ばかりだ。
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抜歯手術前後に飲むために、この薬を買いなさい、と言われ渡された処方箋。イタリア人ドクターの字って、本当に汚くて読みにくい。

by kotaro_koyama
| 2022-01-21 03:35
| イタリア暮らし
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