主夫、或いは、父の葛藤
2022年 01月 15日
Rikiの学校がある平日、僕は6時半に起きる。歳をとってきたせいか、大抵それより前に目が覚めているけれど、目覚まし時計はその時間にセットしてある。
シャワーを浴びた後、天気が良ければ洗濯機を回して、台所へ。まずはエスプレッソの準備。夜のお酒は我慢できても、朝のコーヒーだけは欠かせない。前日の汚れた食器が残っていればそれを片づけ、食洗機へ。それからRikiのおやつ作り。「作り」と言っても、パンを切ってハムやモルタデッラを挟むだけのこと…とは言え、常に柔らかいパンを用意しておくのもそれほど簡単な話ではない。
息子の朝食は、シリアル → トースト+卵 → 甘いコルネットやドーナッツ → おにぎり+卵、のサイクルでぐるぐる回している。いずれにせよ、フルーツは添える。僕が毎日欠かさないゴールデンキウイは必ず使いたいところだけれど、出し過ぎて嫌いになられても悲しいので、これは控え目に。バナナ、りんご、オレンジ、パイナップルなどを日替わりで。
一通りの準備が終わり、エスプレッソが音を立て始めるのが、だいたい7時だ。そしてRikiの目覚まし時計が鳴るのもその時間である。
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今朝も、いつもと何ら変わりはなかった。Rikiの目覚ましが鳴る。そして、消える。しばらく静けさが漂った後、再びアラームが鳴り響く。時計は7時10分を指している。始業時間に間に合う為には、7時半には家を出ないといけない。
思春期が進むに従い、息子は朝に弱くなった。でも、18歳成人の誕生日以前から、「もうオトナなんだから」と、敢えて起こすことをしなかった。そうしたら、何度も寝坊し、遅刻し、欠席日数が溜まって行った。以前にも書いたけれど、その欠席日数が危険水域に達してしまって、来年6月に控えた高校卒業試験の受験資格が危ぶまれているらしいのだ。だから、朝はやっぱり叩き起こすことにしたのだった。
学校なんて何日休んだって良いけれど、高校くらいは卒業してもらわないと困る!
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またアラームが鳴った。7時20分。沈黙… ああもう駄目、遅刻だ…
もう今朝は起こさないことにした。何故かは分からない。
そして、8時半になった。2限からでも行かせた方が良いに決まっている。
けれど、やっぱり起きてこない。どうしよう、このまま放っておくべきなのか、否か…
僕には正しい答えが分からない。

※ 写真はイメージです
by kotaro_koyama
| 2022-01-15 06:12
| イタリア暮らし
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