生きてなきゃ、笑えないんです

約一ヶ月前、実の中で既に発芽していたトマト。土に植えたら元気に目を伸ばし始めたのだが、もともと種同士がくっつき合っていたから、皆が絡み合うように成長し、双葉をつけていた。自然のなすがまま放って置こうかとも思ったのだが、やはりバラバラにして育てることにした。
芽の数を数えたら24本もあった。たった一個のトマトから凄い数だな... 小さな鉢が足りないから、卵の紙箱も使うことにした。
まだ本当にか細い根しかつけていない、その細いもやしのような芽を慎重にばらす作業をしていたら、ドラマ「仁- JIN -」の手術風景を思い出した。今、Keiと一緒に熱中していて、シーズン2に突入したところである。Rikiは参加してこない。たぶん血を見るのが大嫌いだからだ。
名セリフといい音楽があると、ドラマはハマる。

私たちは当たり前だと思っている

思い立てば地球の裏側にでも行けることをいつでも思いを伝えることができることを平凡だが、満ち足りた日々が続くであろうことを...

「先生は、わたくしの運命を変えましたよ！... 咲は、生きておりますよ！」
お咲さんの真っ直ぐな眼差しを感じながらトマト手術を終えた。僕の横に綾瀬はるかはいなかったけれど。
「神さまは乗り越えられる試練しか与えない」
この手術、果たして成功しただろうか...
ちなみに僕は、大沢たかおに似ていると言われる。彼のファンの子には「ありえん！」と一蹴されるが。香取慎吾とか、カーミットなら許せるらしい。何がどう違うのか僕には分からない。