きっと大丈夫
2020年 03月 17日
コロナとの戦い、イタリアは苦戦している。
苦戦はしているが、国民の大半は政府の方針に従い、それを信じ、自由を諦め、それぞれの家に籠って頑張っていると思う。
やらなきゃいけないこと、やってはいけないこと、分かっている。第一、恐怖がある。でも極端に行動を制限されて、多くの人がストレスを溜め始めているのは確かだ。
アパートメントの窓やテラスから、音楽を鳴らしたり、皆で国歌を斉唱したり、というシーン、ニュースやネットの動画でご覧になった方が多いだろう。
「今は離れていなければいけないけれど、そんな時だって、皆近くにいることができる。この危機を一緒に乗り越えよう!」
ストレスを発散しながら、お互いを励まし合う。イタリア人ならではの"フラッシュモブ"だ。
ある人は言う。こんな時に、国旗を掲げ、国家を斉唱することは、ナショナリズムの台頭を招く危険がある...
その意見も分かるような気がする。でも、ガイジンな僕だって、今のような辛い時、"Fratelli d’Italia, L’Italia s’è desta..." と国歌が流れ、あの三色の国旗がはためけば、ある種の高揚感を覚え、皆との一体感を感じ、未来への希望を抱く。
人って、やっぱり1人だけでは生きていけない。家族がいて、他人がいて、繋がり合う。助け合う。危険と隣り合わせなのかもしれないけれど、国旗、国歌、そして「国」という概念は時に必要なのかもしれない。
今朝、無性に甘いコルネットが食べたくなって、車に乗って、旧市街地を目指した。
でも、期待に反してパン屋は閉まっていた。他の二軒のパン屋を回ったけれど、やっぱりシャッターが下りていた。
がっかりした帰りの田舎道、オリーブの木の脇にこんな横断幕を見た。
Andrà Tutto Bene - きっと大丈夫、うまくいくさ -
街中では、こんな手作りのメッセージがあちらこちらの窓に掲げてあるに違いない。でも、我が家周辺では各家々が遠く点在している。「一体感」を呼び起こすこんな旗を見ることは滅多にない。
きっと、この家に住む子供が手作りしたのだろう。共感と、そして元気を貰った。国旗よりも心に響いた。
そして欲しかったコルネットが買えなかったことなんてどうでもよくなった...
ありがとう。もう少し一緒に頑張ろう。

国難に立ち向かっているイタリアに住む人同士なのだから、全国的に共有できるのは国歌であり、国旗なのですよね。
そのあたりに問題を見出す日本人は本当に不思議な人たち。
とにかく今回も詩的でしたよ。^^
そのあたりに問題を見出す日本人は本当に不思議な人たち。
とにかく今回も詩的でしたよ。^^
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> Keikoさん
詩的... ボケ防止に作文がんばります。
詩的... ボケ防止に作文がんばります。
by kotaro_koyama
| 2020-03-17 00:30
| イタリア暮らし
|
Comments(2)

