諦めるにはまだ早い

長女Mahoのリンゴの木同様、この冬の間にすっかり枯れてしまったRikiのしだれ柳。
そのこと、一時期落ち込んでいたRikiにはずっと黙っている。言えないでいた。(過去記事ご参照

時折、儚い希望を持って様子を見に行っていたのだけれど、その枝は、何度見てもやっぱり乾燥し切っていて、新しい芽や葉が生えてくるような様子ではなかった。

でも、今朝、幹の下の方を見たら...

あっ、生きている!

今まで上の方ばかり見ていて、まったく気がつかなかったのだった。

小さな勇気と、そして元気をもらった気分だ。もう少し様子を見てから、このこと、Rikiに教えようと思った。

そして、遠く、庭の向こうにある落葉樹たちに目をやると、枝についた枯れ葉の数がかなり少なくなってきたことにも気づいた。

今日は強い風が吹いている。そして、その最後の枯れ葉たちを吹き落そうとしている。でも、まだ彼らは枝にしがみついたまま、踏み止まっている...

昔、我が家に出入りしていた水道屋の言葉を思い出した。「あの枯れ葉がすべて落ちたら、春の訪れさ。それまでは、まだ冬なんだよ」

そうだ、春は確実に近づいている。

そして僕たちの夜明けもきっとやってくる。明けない夜はないのだから。

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Commented by Keiko at 2020-03-16 18:29
やたら感動してしまいました。
Kotaroさんが詩人に思えます。
Commented by kotaro_koyama at 2020-03-17 00:36
> Keikoさん
そんなー、おだてても木に登りませんよ!
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by kotaro_koyama | 2020-03-16 00:23 | 晴耕雨読 | Comments(2)

主夫と生活、ゴルフのこと。


by kotaro