尻に火
2020年 02月 11日
Rikiのその後。毎日夜遅くまで自主練200球、なんてことはもちろん起こる訳がなかった。「思い込んだら試練の道を」なんて言葉には程遠いのである。学校から帰ってくれば部屋へ閉じこもって何をしているのか知らない。それでも金曜日の夜には、「パパ、明日ゴルフに行こうよ」なんて珍しい言葉を口にして親父の心をくすぐった。天邪鬼な僕は、もちろん表情を変えない。
土曜日は、僕と2人だけで6ホール。この日のRikiは、ウォーミングアップから上手く打てずに見る見る不機嫌になって行った。コーチに新たに教えられたことが実行できず、スイングが崩れていくのが側から見てよく分かった。
「パパ、またちょっと練習場に行ってもいいかな。9番アイアンだけでいいから打ちたいんだ」
ふーん。今までにはなかった態度じゃないか。喜んで付き合う。もちろん表情は変えない。
「ジョバンニ(コーチ)はさ、ダウンスイングのことばかり言っていたでしょ。Riki、それに一生懸命になっちゃって、フィニッシュが上手く取れていないよ。綺麗にフィニッシュを取る事だけ意識して振ってごらん」
僕なりに気づいた事を伝えると、見違えるような良い球を打ち始めた。Rikiの顔に笑顔が戻って、2人で機嫌よく帰宅した。

翌、日曜日。消えかかっていた子供ゴルフ教室をなんとか存続させようという動きがあって、付き合いも大事だから、Rikiを連れて再びゴルフ場を訪れた。集まったのは全部でたったの3人だけだったけれど、それでも子供同士でふざけあいながら遊ぶ姿は見ていて気持ちが良い。彼らが存在しているだけで、ゴルフ場の雰囲気がガラッと変わるのだ。
「パパ、もう帰ろう?学校の宿題もあるし...」以前だったらちょっと練習をすると、そんな表情を僕に投げかけてきたところだ。でもこの日のRikiは、バッグを背負って、他の子と一緒にさっさとコースへ出て行った。その足取りがちょっと違う。やはり、少しゴルフに自信がついて、そしてやる気を出しているようなのだ。星一徹が泣いて喜ぶようなど根性は持ち合わせていないかもしれないけれど、なんとも嬉しい変化である。
子供たちを先に行かせて、僕は他の親たちとラウンドした。時折、遠くにRikiの姿が見える。なかなか良いプレーをしているようだ。僕はと言えば、なんだか噛み合わないゴルフにちょっと苦労していた。でも今年は、「調子の悪い時でも、90は叩かない」を一つの目標にしている。そういうのがあると、たとえ遊びゴルフでも最後まで緊張の糸が切れないと思う。そして、なんとか85打で終えることができた。
レストランでは、もう子供達が勝手に遅い昼食を取り始めていた。Rikiはお気に入りのクラブハウスサンドを頬張りながらスコアカードを見直している。
「85だったよ。一回OB打ったけれど...」
「えー、パパと同じじゃない。アブねー、負けるとこだった!」
試合ではない、友達同士のリラックスしたラウンドとは言え、彼のベストスコアだ。それなのに、たいして嬉しそうな顔をしていない。ショットの質にあまり満足していないらしい。実は僕の理解していないところで、随分と高い所を視野に入れているのか?
目標、やる気、練習…
父と子には、それぞれの道がある。最早、息子の心配をしている場合ではないのかもしれない。うかうかしていると、飛距離どころかスコアでも負けちゃうぞ…
父ちゃん、頑張らなきゃ!
父ちゃん、頑張らなきゃ!

Rikiの成長、私も楽しみです。
KotaroさんはKATATEを目指してるんでしょう?
頑張ってくださいね。
私の目標は100をたたかない!あはは。。。(汗)
KotaroさんはKATATEを目指してるんでしょう?
頑張ってくださいね。
私の目標は100をたたかない!あはは。。。(汗)
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> Keikoさん
一瞬、KARATE(空手)かと思いました。極真空手、じゃなかった、真の片手を目指します...
一瞬、KARATE(空手)かと思いました。極真空手、じゃなかった、真の片手を目指します...
by kotaro_koyama
| 2020-02-11 03:14
| ゴルフ
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Comments(2)

