夢の村
2006年 03月 07日
「ポッピは童話に出てくるような村だ」
最初の滞在地は、"成功する留学"の中に見つけた、そんなコメントで決まった。
その頃は、今ほどインターネットなんて普及していなかったから、イタリアに留学する手がかりといえば、"成功する留学"くらいしかなかった。もちろん、ミラノの友達に色々と聞くことだってできたのだけれど、こうしたことを人に頼るのは嫌だったし、考えもしなかった。
「童話に出てくるような」か。いいじゃない。子連れのボクたちにはピッタリだ。心は、すっかり緑豊かなトスカーナの丘へと飛んでいた。
でも、ミラノに到着して、今後の計画を友達に話すと、大笑いされてしまった。
「ポッピ?どこだい、それ?イタリアか?なんでまた、トーキョーからポッピなわけ?」
イタリア人さえ知らない小さな村…。でも都会の空気に疲れていたボクは、最初の滞在先くらいは、バカンス半分で行きたかった。なるべく小さな町。緑豊かな、小さな村がいい。もちろん、日本人がいないところだな。"成功する留学"の頁をめくればめくるほど、小さな語学学校が一つあるその村が、ボクの理想に思えてきたのだった。
今でもあるのかどうか、その頃、ルノーの長期リースサービスというのがあって、3ヶ月間車を借りてあった。小さなルノー・クリオを飛ばして、ミラノを後にする。
乾いた青い空の中、太陽道路を一路南へ向かうと、昨夜の不安もどこかへ吹っ飛んでしまった。
ポッピ。ボクの夢の村は、もうすぐそこだ…。
最初の滞在地は、"成功する留学"の中に見つけた、そんなコメントで決まった。
その頃は、今ほどインターネットなんて普及していなかったから、イタリアに留学する手がかりといえば、"成功する留学"くらいしかなかった。もちろん、ミラノの友達に色々と聞くことだってできたのだけれど、こうしたことを人に頼るのは嫌だったし、考えもしなかった。
「童話に出てくるような」か。いいじゃない。子連れのボクたちにはピッタリだ。心は、すっかり緑豊かなトスカーナの丘へと飛んでいた。
でも、ミラノに到着して、今後の計画を友達に話すと、大笑いされてしまった。
「ポッピ?どこだい、それ?イタリアか?なんでまた、トーキョーからポッピなわけ?」
イタリア人さえ知らない小さな村…。でも都会の空気に疲れていたボクは、最初の滞在先くらいは、バカンス半分で行きたかった。なるべく小さな町。緑豊かな、小さな村がいい。もちろん、日本人がいないところだな。"成功する留学"の頁をめくればめくるほど、小さな語学学校が一つあるその村が、ボクの理想に思えてきたのだった。
今でもあるのかどうか、その頃、ルノーの長期リースサービスというのがあって、3ヶ月間車を借りてあった。小さなルノー・クリオを飛ばして、ミラノを後にする。
乾いた青い空の中、太陽道路を一路南へ向かうと、昨夜の不安もどこかへ吹っ飛んでしまった。
ポッピ。ボクの夢の村は、もうすぐそこだ…。
話に引き込まれてどんどん続きが読みたくなっています。
知り合いもなくスペインに留学した頃の主人の話が重なります。
(学生と一家の主とでは大きな違いですが、20年前は今ほど留学が普通ではなかったようですから)
続き、楽しみにしています♪
知り合いもなくスペインに留学した頃の主人の話が重なります。
(学生と一家の主とでは大きな違いですが、20年前は今ほど留学が普通ではなかったようですから)
続き、楽しみにしています♪
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そうですねぇ~現在はインターネット普及で情報収集が本当に容易になりましたよねぇ~私がカナダに住んでる時は・・手紙でした。その後・・FAXを使うようになり・・メールとなかったですもんねぇ~この先・・楽しみです。本の出版されては???と思うくらいの・・興味そそる文章です♪楽しみにしています。
我が家とあまりに似ているのでまたお邪魔させていただきました。うちも最初に到着して暮らした町は(村は)人口より牛とにわとりの方が多い田舎でした。アパートが見つかるまで2ヶ月安宿暮らしをしました。何もなくてもイタリアを見つめる気持ちが一番輝いていたころだと思います。ずっと長く暮らしているとだんだん文句が出てきて今は逆に日本がいいなあ、などと思ってしまっています。あのころを時々思い出して初心を忘れないようにします!またちょくちょくお邪魔させてくださいね。
ポッピ・・・どんなところだったのでしょう。
by kotaro_koyama
| 2006-03-07 22:48
| 回想
|
Comments(4)

