程ヶ谷 C.C.

友人に誘われて、また来てしまった。夏休み、日本でのゴルフはもうお終い、なんて誰が言った。
この日は程ヶ谷カントリー倶楽部。名門、格式、敷居が高い、といった言葉がぴったりのゴルフクラブだ。いや、クラブじゃない。メンバーによるメンバーのための、「倶楽部」である。

1922年創設。育ちの良い、オールドマネーな方々にぴったりの雰囲気は、クラブハウスに入った瞬間に感じ取ることができる。レトロで昭和。バブルに乗じて造られた成金趣味の建物の薄っぺらさとは一線を画する。

コースは、アップダウンはあるものの、距離が短く、レイアウトもシンプルである。あまり難しくない、そう感じた通り、この日は79のラウンドだった。難しくないとは言っても、80を切ればやっぱり嬉しい。怪我から回復して間もないから、なおさらである。ゴルフに興味のない方には理解してもらえないだろうが、その1打に重い重い意味があるのである。最終ホールの微妙な距離のパーパット、「これを入れれば79、外せば80なんだよね」友人に宣言して、わざと自分にプレッシャーをかけてみた。思い描いた通りのラインを通ったボールが右カップいっぱいからコロっと転げ落ちて、うん、これで気持ちよくイタリアへ帰れるって思った。イタリアへ帰って、緊張感のある試合に戻れそうだと思った。

それにしても、欧米のように、クラブライフを楽しめるゴルフ場が日本にもできないものだろうか。
ゴルフをしない家族や友人でも気軽に遊びに来れる。お父さんや彼氏がゴルフをしている間、ゆっくり食事をしたり、プールで遊んだりしていられる... まだ3時なのに、既に閑散としてしまったラウンジ。その前に広がるフェアウェイを眺めながら、この景色、このスペース、この時間、なんともったいないことだ、と考えていた。

程ヶ谷 C.C._d0036978_08575662.jpg
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by kotaro_koyama | 2019-08-25 15:36 | ゴルフ | Comments(0)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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