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最近の若者にはもうfacebookは受けないようで、子供たちもアカウントは持っているけれど全然使わないみたいです。Facebookは、すっかりおじさんおばさん倶楽部になっちゃった感があります。Keiは一時期スナップチャットにご執心だったけれど、それも今では過去のこと。子供たちを見ていると、一番使われているのはやはりインスタグラムですね。でもその使い方が僕たち大人とはちょっと違うようです。「インスタ映え」を気にしながら一枚の写真を投稿するよりは、ストーリーを使って次々と「自分の今」を表現することがほとんどみたい。後に残らない気軽さがいいのかな?僕は、自分の気に入った写真や思い出を残して何回も見直せる方がいいと思うのだけれど。その考えが既におじさんなのか?

一方Rikiの使い方がまた面白い。ストーリーを使うこともほとんどない。ただ、インスタグラムを通じて同じ趣味の友達を見つけて、新しく繋がっていくみたいなんです。なぜインスタなのか、その感覚と仕組み、今だに理解しきれていないんだけれど、インスタグラムというプラットフォームを使って、昔で言う所の文通相手を見つけているという感じかな。文通はちょっと古すぎるか。写真やビデオで顔は見る、趣向も分かる、そして声はよく知っているけれど、実際には会ったことのない友達との交友。Rikiは、ミラノ、ボローニャ、ナポリ... 遠くの街に住む「仲良し」を何人か見つけたようで、毎日のように自分たちの日常を報告し合っているのです。その日学校であったこと、クラスメートのこと、恋愛相談、そしてたぶん親の悪口も。その方法も、電話をして直接話すのではなくて、互いにボイスメッセージを残し合う。横で聞いていると、リアル友達よりも親しげで、結構突っ込んだ会話をしたりしているんですよね。中でも特に仲の良さそうなのが、ミラノのエリーザちゃん。彼女、いつの日からか、時折僕にも挨拶をしてくれるようになって、「コータローっていい名前。なんて素敵な響きなの」なあんて言ってくれるもんだから、ふざけて調子に乗って、僕もそれに応えたりして。「可愛くて、ちょっとセクシーな声でいいなあ」って僕が喜ぶもんだから、Rikiも盛り上がって彼女の声をよく聞かせてくれるのです。そしてお父さんは、今日も息子のスマホのスピーカーから聞こえてくる15歳の少女のささやきに萌えてしまうのでした。

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by kotaro_koyama | 2018-12-23 03:52 | 子育て | Comments(0)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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