FURBACCHIONA!

Keiって、ほんとうに狡賢いんです。
猫なで声を出したり、べそをかいたり、ありとあらゆる手段を使って、自分の欲しいモノを必ず手に入れます。一方のMahoは、我慢をして、一歩引いてしまう場面が多いのです。

ボクは、どちらかと言えばKeiに甘いので、その笑顔や涙につい屈してしまうのですが、でも観察していると、彼女に負けてしまうのは父親だけではないようです。

放課後、バスケットボールクラブに通う2人。ここでも、性格の違いが如実に出ます。練習中、コーチが与えたミニ・ルールを忠実に守ろうとするMahoに対して、Keiときたら…

コーチの目を盗んで、あらゆる手を使ってそのゲームに勝とうとするんです。本当にズルイ!親として恥ずかしくなるくらい。

「Keiちゃん、ゲームはね、ルールを守ってこそ面白いんだよ」

そう注意しようかと思うのですが、迷った末に黙って見守っています。

Mahoのような性格の子に、狡猾さを身に付けろと言っても難しいでしょう。逆に、Keiのような子を押さえつけるのは簡単です。でも、とかくオトナシクて、枠の中に収まってしまう日本の子供が多い中、この狡猾さは貴重かな、とも思って… 「もうどこまでも、そのままイッちゃってください!」と、口を閉じてしまうんです。

イタリアでは、彼女みたいな人をFURBAと表現します。ズルイという意味ですが、でもそこには、狡「賢い」意味が多分に含まれています。辞書を引いてみると、なるほど、広義としてSVEGLIO(アタマの回転が速い)ともあります。「抜け目なく、賢く生きる」肯定的な意味もあるのです。

ズルガシコクなければ生き残っていけないイタリア。BUONO(よい子)であるより、FURBOの方が評価されることがままあるというわけですね。

Keiは、どこへ行っても、たくましく生き延びていくだろうなぁ…。

FURBACCHIONA!_d0036978_7345062.jpg

Commented by 48 at 2005-10-25 15:02
ご存知の通り、僕もfurbo気味です。
Commented by kotaro_koyama at 2005-10-25 15:49
48さん・・・ ???誰だろうな???
Commented at 2005-10-26 09:18
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kotaro_koyama at 2005-10-26 16:10
あ~!失礼しました。でもいきなり「48」じゃ分からないよ・・・。
Commented by goodragon at 2005-10-27 07:09
へえー、FURBAっていうんですか。
サッカーの世界では、反則まがいのことをして相手を止める狡賢さを
「マリーシア」という言葉で表現すると記憶しています。
これってイタリア語かと思っていたんですが、ひょっとしてポルトガル語なのかな。

Commented by kotaro_koyama at 2005-10-27 23:13
goodragonさん>マリーシアは、ポルトガル語だったと思います。イタリア語にも、ほぼ同じ音の単語があります。malizia【名】 malizioso【形】 イタリア語の場合、FURBOよりも悪意が強いと思います。
名前
URL
削除用パスワード
by kotaro_koyama | 2005-10-24 22:27 | 比較文化 | Comments(6)

主夫と生活、ゴルフのこと。


by kotaro
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30