栄養注入政策

栄養注入政策_d0036978_2316770.jpg「パピ、明日はおやつ買わなくていいよ。フルーツが出るからね!」 Rikiが、学校で配られた御布令の紙をヒラヒラさせながら帰ってきました。

「農業政策省の新企画 "子供たちに果物を" に共鳴した我が校では、毎週月曜日と火曜日、子供たちに果物を与えることにしました。費用は一切ご負担頂きません・・・」

見ると、来年の六月まで配布予定の果物がずらっと。桃、プルーン、りんご、梨、みかん、ぶどう、柿、オレンジ・・・ を、10時半頃にあるおやつの時間に食べさせるらしい。 

なんでまたこんなことを急に。半年以上も先の果物を決めなくてもいいんじゃないの? ほんとにこの通りに出るのかね? なんて思いながら紙を眺めていると、横からお姉ちゃんが一言。

「なあにこれ? 政府もおカネがないなんて言って色々と削減しているけど、嘘じゃない。お金あるじゃない!」

そうなのですか? モンティ首相。
Commented by vicolos at 2012-10-17 17:09
へえぇ、面白いことになりましたね。
イタリアの子供たちはビタミンが足りないってこと?
なんだか単なる大臣の思いつきっぽいけど。
リキ君が持つPANORAMA表紙は、その政策について触れてるのですか?
Commented by kotaro_koyama at 2012-10-17 21:35
vicolosさん:なんでしょうね、「農業政策省」の発案らしいですから、どんな形でもとりあえず果物が消費されればいいんじゃないですかね!リキが持つ雑誌は、読んでいないけれど、脱税を減らす為により国民のお金の動きをコントロールしようとしている、という内容だと思います。ゼロゼロモンティ、殺しのライセンスならぬ「スパイするライセンス」だって。
Commented by vicolos at 2012-10-18 10:24
じゃぁ、子供のためではなくて農家のための政策ですか!
ゼロゼロモンティ、あははは・・・
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by kotaro_koyama | 2012-10-16 23:23 | イタリア暮らし | Comments(3)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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