Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
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the long afternoon
d0036978_2354164.jpgイタリアの学校は、なんだかんだと理由をつけては早く終わることが多い。先生達の会議、なんていうのもよくある言い訳の一つ。

日本の学校だったら、先生たちが残業することになっても授業を削ることはないのだろうが、まあそこはお国柄の違い。その違いのお陰で我が子供たちもノビノビ育っているというわけで、受け入れざるを得ない。

今日も、理由はもう忘れたが、先生たちのなんだかで、午前11時に家に帰って来たRiki。宿題やって、日本語の勉強して、DSやって、とここまではお決まりの日課。

でもいつもより長い今日の午後、急に熱中し始めたのはカンフーだった。ソファを相手にキック、パンチ。技はへなちょこだけれど、その掛け声だけはブルースリー並み。

アチョー! ハー!!

可愛い効果音じゃなく技も磨いて欲しくて、YouTubeでオリジナルを見せてやったら墓穴を掘った。その後、ずっとブルースリーの相手をさせられることになった・・・

子供の遊びには、日々それぞれの流行がある。それについて行くのも一仕事なのだ。
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by kotaro_koyama | 2011-02-22 03:44 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(2)
脅迫
ああああ、おまわりさん、ちょっと待ってえ!
今日もちゃんとフェスタにお連れいたしますから、どうか罰金だけはお許しを・・・

カーニバルのこの時期、毎週末のように開催される誕生日会は仮装が義務付けられます。ついにスーパーマンを卒業した今年のRiki、問答無用でKeiのお古を着せられるのでした。新しい衣装買う気にはなれないし、縫い物まではさすがにできないし。まあ本人は何だっていいみたい。パーティにさえ行ければ。コーラを飲んで、ポテトチップさえ食べられれば・・・

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by kotaro_koyama | 2011-02-21 01:42 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(0)
新規ご注文。
「パピ、学校の演劇でね、日本らしい曲が必要なの。持ってる?」
「日本らしいって言ったって・・・ その演劇の内容はどういうものなの?」
「あ、それは内緒!」
「えぇ!それじゃあ何を選んでいいか全然分かんないよ!」
「ん〜、あのね、私たちの学校がね、日本へ行くっていう話なの。日本へ行って、色々な経験をするっていう・・・」
「ふうん。もう脚本とかあるわけ?」
「いや、何も決まっていないみたい。でも月曜日までに持って来てって。」
「日本らしいねぇ・・・月曜日までねぇ・・・」

劇の内容もよく分からないのに音楽選べって言われてもねぇ。しょうがないなあ・・・ YouTubeをカチカチグルグル。日本の伝統音楽・・・やっぱり琴、三味線? 雅楽ね・・・ 東儀秀樹、ふぅん・・・お、この吉田兄弟の三味線は?「鼓動」に、この曲もカッコいい。島唄も面白いかもね。吉幾三、入れたい所だけれど止めておこう。ジブリシリーズは無難だね。もっとアニメっぽい奴はどうだろ?ルパン三世でしょ、マジンガーZデビルマンガッチャマン・・・楽しいのも入れとくか。おどるポンポコリンに、アンパンマンヤン坊マー坊天気予報。日本と言えば笑点だろ。あ、これもいいじゃない、タケちゃんマンの歌。今日は吉原、堀之内〜♪ どうせ意味なんか分からないんだしさ。でもこの曲本当に使ったら笑って見てられないかも。

はい、Keiちゃん、出来たよ。これで駄目なら聖子ちゃんでも何でも追加するから。

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by kotaro_koyama | 2011-02-19 23:37 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(2)
Facebook
ペルージャくらいの小さな街で暮らしていると、周りは知り合いだらけになる。
3人の子供と暮らせば尚更だ。もう誰が誰の友達で、誰が誰のお父さんで、お母さんで、お兄ちゃんなのか妹なのか、物覚えの悪いボクはしょっちゅう混乱している。街を歩けば笑顔で "Ciao Kotaro" なんて名前付きで呼ばれちゃったりして、もちろんこちらも笑顔で挨拶を返すのだけれど、名前なしのCiaoしか言えなくて、「あれ、今の人いったい誰だっけ?」なんていうこと常日頃だ。いくら奥さまがいないからと言って、浮気なんてとてもできたものではないのだ。そんなことしようものなら、次の日には街中に知れ渡っているに違いない。

Keiの担任の先生オリーヴァの娘ジュリアーナは、Rikiと席を並べて勉強している。Rikiのもう一人のクラスメート、シエナのお母さんのキムは、KeiとMahoの英語の先生だ。Keiの遠足のガイドをするのはMahoの学校の副校長で、Mahoの学校にはKeiの小学校の時の担任の先生の娘がいて。Keiを眼科へ連れて行けば、出て来た医者はMahoの同級生のお父さん。骨折したMahoを救急病院へ連れて行けば、ギプスをしてくれた技師は彼女のクラスメートのお父さん。我が家の玄関先でブチュブチュキスをしているのは、えーっと誰の娘だっけ? 誰々は誰々の友達、誰々は誰々のお父さん、誰々は誰々の・・・

友達の友達は、皆友達、か。日本でも浸透し始めた感のあるFacebook。相関図を作成してつなぎ合わせるそのアイデアは、やっぱりどうしてなかなかのものだ。でも・・・ 友達の友達、いったいどこまでがボクの本当の友達なんだろ?
本当の友達って、なに?

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by kotaro_koyama | 2011-02-19 06:55 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(0)
見て見ぬふり
d0036978_2041096.jpgMahoは、一丁前に自分専用のコンピュータを与えられている。ボクの友人からプレゼントだった。一昔前のモデルとは言え、Macbook Pro、贅沢なものだ。

自分の部屋で好きなように使っていいけどね、学校の成績が芳しくなかったら取り上げるぞ、と脅していた。そして案の定芳しくなかったのだが、この娘は知らぬ存ぜぬ。自ら進んでその約束を守る気配など当然ないのである。学校から帰って来て、部屋の扉を閉める。後は何をしているのか知らない。
Facebookに下らないコメントを書き込んでいるのか、チャットでもしているのか、YouTubeで音楽を聞いているのか、意味なくネットサーフィンをしているのか、映画を見ているのか、宿題をウィキペディアから写しているのか・・・

もちろん伝統的な紙でできた本を読んでいるのかもしれないし、伝統的にペンとノートで宿題をしているのかもしれない。でも親というのは疑い深いものなのである。

パソコンではなく、インターネットが問題なのだ、もちろん。ボクの虫の居所が悪い時は、その電源を引き抜きたくなる。金槌でパソコンを叩き割りたくなる。でも思いとどまって、考える。なぜ苛つくかって、自分自身がネット中毒になりかかっているからじゃないか。それではいけないと知っているからじゃないか・・・

君にはね、もっと現実を生きて欲しいのだが。でもまあどっぷりと浸かってみるがいいさ。何時間も何時間も、自分自身で気がつくまで・・・
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by kotaro_koyama | 2011-02-16 19:58 | 子育て | Trackback | Comments(4)
捨て台詞。
d0036978_2505072.jpg火曜日の午後。日本で独り、家族のしがらみに囚われた妻からメールに心を痛め、Keiの歯医者やら何やらの合間にRikiをサッカーへ送る。

今日も楽しく遊んだかな、と思いながら4時半頃迎えに行く。あれ?グランドにいない。ボールを追いかける子供たちを一人一人確認する。でもやっぱりいない。怪我でもしたのかと、慌ててフェンスに近寄りコーチに合図を送る。

「ああ、Rikiはね、ステファノ会長の所だよ」

事務所へ入ると会長の膝にちょこんと座ってニコニコ顔のRiki。「いやあ、なんか今日はサッカーしたくないって言うもんだからつい・・・怒らないでやってくれよ」とステファノ会長。この人は子供に滅法甘いのである。

「まあたまにはいいでしょ」と仕方なく話しを合わせる。しかし・・・1時間半もの間、そうやって甘えていたわけ?天気もいいのに?こうして送り迎えしてやっているのに?ママを泣かせながら、君たちの為を思ってイタリアに残ってるっていうのに?

ボクの心情などさっぱり理解していないRikiを引き連れ、黙って車に向かえば「あ〜、ほんとはもっとステファノの所にいたいんだよねぇ!」

「もうサッカーなんかやめちまえ!」

Rikiのサッカーシューズ、ユニフォームをゴミ箱に捨て、荷物をまとめて日本へ帰ろうと思った。
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by kotaro_koyama | 2011-02-16 03:06 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(0)
三者三様
「ああ、嫌な日がやってきた!一年で一番嫌な日が!誰がバレンタインデーなんて考えたんだろ!」とMaho。特に彼氏もいない、告白する相手もされる相手もいそうにない、せいなのかどうか、特に今年はこの恋人たちの日を嫌悪している。普段以上にいちゃいちゃするカップルを見るのが嫌なのかもしれない・・・

「Riki、このプレゼントどうする?ちゃんとマリア・ルクレツィアに渡せるかな?恥ずかしかったら別に今日渡さなくてもいいんだよ」クラスメートにからかわれないだろうか、と心配するボクの言葉を理解できない息子。不思議そうな顔をしている。「恥ずかしい」なんてそんな感覚はまだないらしい。親に用意された大きな包みを前に、まるで自分がプレゼントを貰ったかのようにニコニコしている・・・

「わたしね、ジョヴァンニのお家のポストに手紙を入れることにした。恥ずかしいから自分の名前は書かないんだけれど、でもね、誰だか分かるように折り紙を添えておくの」とKei。真っ赤な画用紙を取り出すと、チョキチョキ、チョキチョキ。ハートにくり抜いたカードに、イタリアらしいとても熱い恋の詩を書いている。得意の鶴の折り紙が添えられて・・・

そんな子供たちを見ながら、遠い日のバレンタインデーを思い出した。あれは小学校五年生の時だったか。朝の教室へ入る。壁に掛けられたボクのスモックのポケットに手を入れる。固い包みの感触。誰にも見られないようにそっとランドセルにしまって。ああ、あのドキドキ。今はどこへ消えてしまったんだろう? 思い出そうとしても思い出せない・・・

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by kotaro_koyama | 2011-02-14 21:40 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(4)
花が咲き、穂が実りますように。
d0036978_1914464.jpg「『絶望的』っていう日本語、いいんだよねえ。その響きといい、意味といい。今の私にぴったりだ」

そうか、やっぱり絶望的なのか・・・ 分かるよ。何故って、もうすぐ君は日本へ行かなければいけないんだ。四月から日本の高校へ。漫画やドラマでしか見た事のない日本の学校へ。憧れや興味もあるだろう。でも不安や恐れの方が大きいに決まってる。第一、君の大好きなこのペルージャを後にしなければいけないんだ。一歳の時から暮らしてきたこの街。仲良しの友達とも離れ離れになる。それはどんなに辛いことだろう。

パパとママは、これが君の将来にとってきっといい結果を生むことになると信じている。やっぱり君には日本人の血が流れているのだから、一度は日本の学校、生活にどっぷりとつかって、その文化を身につけて欲しいと思っている。将来、どの国で暮らすことになっても、その経験はきっと生きることになるだろう。

とは言っても、苦笑いしながら「絶望的」なんて言う君の横顔を見ていると、果たしてそれが本当に正しい選択肢なのかどうか、迷い、悩む。子供時代に、国を変えるどころか転校すらも経験したことないボクには、その変化がどれだけの意味を持つものなのか、どれだけ辛いことなのか、想像することはできても実感はできないんだ。

良かれと思って勧める。半ば強制する。無理矢理やらせる。この日本行きは、「半ば強制」だ。
この道が、いい方向へ君を導くことを切に願う。
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by kotaro_koyama | 2011-02-10 19:39 | 子育て | Trackback | Comments(15)
Filastrocca di carnevale
「Riki、今日は宿題あるの?」
「あるよぉ〜、とっても嫌な宿題がぁ!」

少し前まではどんな宿題でも喜んでやっていたけれど、だんだん普通の子供になってきたらしい。これも成長の証か。
どんな嫌な宿題なのかと思ったら、詩(童謡)の暗記だった。見ると、季節柄、カーニバルを詠ったものだ。イタリアらしくたくさんの韻を踏んでいる詩の中には、Rikiが初めて聞く単語もあるようだ。子供はこうして新しい言葉を覚えていく。

d0036978_206495.jpg暗記の宿題が嫌なのは、もしかしたらKeiのせいかもしれない。最近、Rikiのお目付役として張り切っているこのお姉ちゃんは、実に厳しいのだ。宿題のチェック、ビデオゲームの約束時間を守ってるか、日本語の勉強、持ち物の点検・・・

先週の詩の暗記も、なかなか完璧に覚えられないRikiを決して許さず、終いに小さな弟は泣き出してしまった。でも、そんなお姉ちゃんのお陰で、翌日の授業では一回も間違えることなく暗唱できた、って嬉しそうだったRiki。さあ、今日はすぐに覚えられるかな?怖い怖いKeiがやって来る前にパパと練習しておこうか。

Carnevale pazzerello
sei davvero tanto bello!
Tu porti sulla via un pochino d'allegria
Coi coriandoli e le stelle,
mascherine gaie e belle
fanno smorfie e sorrisini,
fan balletti e fanno inchini
C'è Pierotto e Pierottina,
Arlecchino e Colombina,
Rugantino e Pantalone
con Tartaglia e Balanzone;
Stenterello e Meneghino
vanno a spasso con Gioppino;
e si vede Pulcinella
fare il chiasso con Brighella.
Carnevale pazzerello,
sei davvero tanto bello!

やればできるじゃない!
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by kotaro_koyama | 2011-02-08 20:35 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(4)
ようやく。
日帰りで初滑りに行った。ペルージャから車で一時間半程の田舎スキー場。駐車場なんてものはないから、山道沿いに路上駐車をしなければいけない。この辺りまで来るとローマっ子が多くて、独特の、何とも言えない自由な雰囲気が蔓延している。駐車の仕方も野性的というか、野蛮だ。どうにか車を停めて、着替えて、着替えさせて、履かせて、履いて、持って、持たせて・・・ 三人の子供の世話は一仕事。分かっちゃいたけどさ、リフトに乗る前にもう疲れちゃったよ。誰か報酬ください。くれないのなら、この苦労、この投資がいつの日か実を結ぶと言ってください・・・ふぅ。 さあ滑ろう。ピステはどっち?あっち? お、Rikiくん、スキーの勘、鈍ってないじゃない。その調子、その調子・・・ えぇ〜! リフト、座る奴無いの? 股に挟む奴しかないの? Riki、一人でできる?え、だめ?しょうがないなあ、じゃあ一緒に行くか。パパの足の間においで。ほら、スキーまっすぐにして!ふにゃふにゃしないでちゃんと立ってよ!

春のような陽気に包まれた気持ちのいい日曜日。ストレス解消になったような、ならなかったような・・・

「楽しかったね、パピィ!来週も行こうね!」

うーん、考えとく。

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by kotaro_koyama | 2011-02-07 07:08 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(0)


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