Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
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強化合宿
d0036978_2532990.jpgいつも明るい笑顔で、人見知りをすることなく、誰とでもお話をするRiki。学校に行けば、廊下で会う人すべてにボクのことを紹介して回り、公園に行けば、すぐにお友達を作る。相手がムスッとして返事もしない変な奴なら、肩をひょいとすくめるだけ。気になんかしない。とにかく口を開き続ける。

でも日本に帰って来てから、ちょっと様子が違うことに気がついた。初対面の人に会うとちょっと恥ずかしがっていつもの大きな声が出ない。いつもは真っすぐ相手を見つめる大きな目が隠れてしまう。初対面の人だけではなくて、しばらくぶりに会う叔母などの前でも同じだ。ボクの足に絡み付いてニヤニヤ笑いながら目を伏せてしまう。

特に気にも止めていなかったのだけれど、今その理由が分かった、と思う。

それはやはりコトバのせいなのだ。思い返してみると、最近のRikiはイタリア語だけを話していた。1人で家で遊んでいる時はもちろん、ボクが日本語で話しかけても、返事はほぼイタリア語だけになっていた。

気を許している間に、彼の中ではすっかりイタリア語が優勢になってしまったのだ。日本語では思う様に言いたい事が言えなくてモジモジしていたのだ。ここで気を許したら中途半端なモノリンガルになってしまう。それは避けたい。

という訳で、Rikiくん。この夏はニホンゴの特訓だ。遊びながら、勉強しながら。覚悟しなさい。
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by kotaro_koyama | 2010-06-27 03:24 | バイリンガル
2010 夏仕様
d0036978_1772697.jpg東京に帰ってきた。

飛行機を降りた途端、身体全体を包み込む湿気。まさにこの瞬間『帰って来たなあ』と思う。日本の梅雨、日本の夏!

ペルージャで天気予報を見ると湿度90%なんて時が結構あるのだけれど、この蒸し方に比べたら爽やかなもんだ。いったいあの湿度表示は何なんだ?イタリアと日本では湿度の計測方法が違うなんてことがあるのだろうか?

いつものように時差ぼけ、早朝に目が覚める。まずするべきこと。それはヘアスタイルの修正だ。早速なじみのAさんに電話を入れる。ボクが12歳の時からお世話になっている美容師さんだ。12歳の時からってことは、もうかれこれ30年。30年・・・!

『こうしてください』『ああしてください』なんて言う必要はもうない。ただ行って、座るだけ。まさに『お任せ』なのだ。

Rikiが生まれて初めてハサミを入れてもらったのもこのAさんだ。子供のカットも手慣れたもの、手早く、素早く。Rikiも全幅の信頼を置いている。カットはもとより、そのシャンプーの上手なこと!
ああぁぁぁぁ気持ちいいぃぃぃ・・・

親子揃って、癒しの時間。

さあ、さっぱりしたぞ。

今年も日本の夏を楽しもう!
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by kotaro_koyama | 2010-06-24 17:56 | 日本放浪
さようなら
d0036978_0264541.jpg今日、愛車に別れを告げた。

まずは子供たちを前に立たせての記念撮影。そしてエンジン始動。旧市街、いつもの石畳を走らせる。車なんてただの鉄の塊だと思うけれど、それでも少しだけ感傷的になる。

購入したばかりの頃、この車で生まれたばかりのKeiを迎えに行ったのを思い出す。新車で新生児を迎えに行くことが妙に誇らしかった。

大雨で浸水したこともあった。ユベントスが優勝を逃したあの試合。ペルージャのサッカースタジアムを出ると、青空駐車場では数えきれない程の車が雨水の中に浮かんでいた。この車も腰まで水に浸かっていた。友人のT君と一緒に、紙コップで水をかき出した。お尻を濡らして運転した。ギアを変える度、トランクの中ではチャポンチャポンと水の音がしていた。

最近は街乗りばかりだけれど、昔は長距離もよく走った。ペルージャ・ミラノ往復なんてよくやったし、フランスにもシチリアにもこの車で行った。バーリを往復したこともあった。1日で1200Km。朝5時に出発、仕事を済ませて帰宅したのは午前3時だった。帰りは半分居眠りをしていた。

まだ小さかったMaho。トイレをガマンできなくて、この後部座席で泣きながら跳ねていた・・・

11年と7ヶ月、155,352Km。駐車違反4回、信号無視1回。緑のAUDI A3。

車と共に残る思い出がある。
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by kotaro_koyama | 2010-06-20 01:20 | イタリア暮らし
ベビーシッター
6月11日。3ヶ月におよぶ長い夏休みに突入したイタリアの学校。

『パピィ、あそぼぉ!』『パピィ、見てぇ!』『パピィ、公園行こう!』『パピィ!パピィ!!パピィ!!!』

d0036978_2312151.jpg最初の3日間でこちらは既にボロボロ。もう大きいMahoは別にしても、毎日毎日朝から晩までチビ2人の相手をするのは、かなりの精神的タフさが求められる。「3日間だけで何を」とも思うけれど、この毎日がこれから3ヶ月間続くことを考えると、その先の長さにヘコタレてしまうのかもしれない。

という訳で、共稼ぎでないどころか両親共に常に在宅の我が家でさえ、子供たちをどこかに預ける必要性を強く感じる。「スープの冷めない」じゃないけれど、親と子供、お互いに健康的な心を保つためにはある程度の距離が必要なのだ。

もちろんそんな必要性に駆られる親はたくさんいる訳で、この時期、周囲は子供から離れる為のたくさんの企画で溢れている。

我が家が選んだのは市内にあるテニスクラブのサマーキャンプ。朝8時から9時の間に子供を捨て、午後1時から2時の間に拾いに行けばよい。テニスはもちろん、プールにピンポン、ゴルフ、バスケット等々で子供たちを楽しませてくれる。1週間1人あたり65ユーロ也。Tシャツ1枚、帽子1つのおまけ付き。高い?安い?

子供たちの、いや、親の笑顔を見る限り、決して高い出費とは言えないようだ。


(NOKIA E52にて撮影)
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by kotaro_koyama | 2010-06-16 23:09 | 子育て
我が家の3Dテレビ
南アフリカワールドカップ、いよいよ日本戦

時差のないイタリア、観戦が楽だと思っていたお父さん

しかし

その前に立ちはだかったのは若きサムライジャパン

大画面テレビから飛び出して

オレンジ色の風船を相手に

シュート、ヘディング、スライディング

あぁぁぁぁっ そこどいてRiki!... 本田のゴォォォール!!

ああぁぁぁぁぁっ 見えないよっRiki!... 川島のセービング!!

この次世代3Dテレビ

迫力満点に違いはないけれど

ちょっとお勧めできません

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by kotaro_koyama | 2010-06-15 02:30 | イタリア暮らし
弱味
イタリア語には、悪い癖、悪い習慣のことを表すVizioという言葉がある。il vizio di mentire(嘘をつく癖)とか、il vizio del fumo(喫煙癖)、il vizio del gioco(賭博癖)のように使われる。辞書を見ると反意語はVirtù(美徳)だから、このVizio、とにかくネガティブな意味だ。

ボクのVizio。性格上も色々とあるけれど、ひとまずそれは横に置いておく。それじゃあ生活上の悪癖はと言えば、間違いなく飲酒だ。煙草も賭け事もしないボクだけれど(女は?)、グラスにはつい手が伸びてしまう。赤ワインを中心に、食事の時間が近づくとまず一杯。料理をしながら、そして食べながらチビチビ。自宅で昼食をとるせいもあって、昼に半分、夜に半分。一日の終わりにはたいてい一本空になっている。ああ身体の為にも時には休肝日を作らなきゃ、などと考えたりもするのだけれど、なにしろ「悪い癖」だから、話はそう簡単ではない。

そんなある日、でも、Keiは言った。

『パパ、もうお酒飲んじゃダメ。身体に悪いもん。週末はいいけれど、月曜日から金曜日まではダメね。約束だよ』


d0036978_17264595.jpgえぇ、そんな約束できないよぉ!の反論も強引なKeiの前には空しく散り、この禁酒の約束はあっさりと取り付けられてしまった。

しばらくの間、その約束はちゃんと守られた。

でも、「ちょっとだけ」の悪い癖は突然帰って来た。台所で隠れて一杯。キッチンドランカー。

毎日、毎日。Keiは特にボクの行動を監視しているわけではない。わたしのパパはちゃんと約束を守っていると信じて疑わないのだ。純な目でボクを見つめてくる。心が痛む。

そして突然、言われた。

『パパ、わたしのいない時に飲んでると思うな』

笑顔で否定するボクの前で、みるみるうちに涙目になるKei。もうボクの言葉を聞いてくれない・・・

今日、学校が夏休みに入った。Keiの前で堂々とワインを開けた。何故って、夏休みの間は飲んでいいよって言われていたからだ。でも、グラスを持ってウロウロするボクに厳しい視線が届いた。

『あれっ、なんで?あっそうか、夏休みだからか・・・いいよ。でも夏休みの間、土日は飲んじゃダメね!』

その追加条件は、ちゃんと約束を守らなかったボクへの罰なのだろうか。笑顔の罰。この調子が続けば、ボクのVizioもいつかは消えてなくなるかもしれない。
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by kotaro_koyama | 2010-06-12 18:53 | イタリア暮らし
ニュールック、携帯アップロード
d0036978_16555058.jpgRikiを床屋へ連れて行くことにした。昨夏にベリーショートにして以来、時々ママがハサミを入れるだけ、伸ばし放題だった髪の毛。それなりに可愛いのだけれど、でもちょっと暑苦しい。

髪を切るのは日本で、と決めつけているRiki。何故かは知らない。『イタリア人の散髪は下手』とお姉ちゃん達から吹き込まれているせいかもしれない。今回も、パパに切られるのは嫌、床屋も嫌、と笑顔でごねられたのだけれど、一緒にサッカーで遊ぶことを交換条件にようやく床屋行きを受け入れさせた。

イタリアの床屋には予約というものは存在しない。少なくともボクの知る限りでは。フラッと行く。空いていればよし。混んでいれば待つ。ただそれだけだ。

今日は混んでいた。3人待ちだ。
あくびをしながら待つこと、1時間。ようやく順番が回ってきた。緊張の面持ちでチョキ、チョキ。チョキチョキ。

あ・・・ やっぱり前髪を揃えられちゃったか。こりゃお姉ちゃんたちに文句言われるぞ・・・ ま、いいね。髪の毛なんてすぐ伸びるしさ。

帰り道の甘いご褒美。冷たいジェラートの味に、イタリアで床屋に行くのも悪くないと思うRikiなのであった。


追伸: 月曜日。学校へ行ったら、この新しい髪型、すこぶる評判が悪かったそうだ。特に女の子たちからの受けが。
"Sei diventato un pò brutto" - 『ちょっとBRUTTO(かっこわるく、不細工、醜男、等々)になっちゃったね』と口を揃えて言われたとか。"BRUTTO"の翻訳、解釈は読者におまかせします。でもねRiki、何も言われないよりはいいんだよ。君のこと、ちゃんと見てくれているってことなんだからさ!
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by kotaro_koyama | 2010-06-07 17:46 | イタリア暮らし
思い出
d0036978_12246.jpg6月1日。小学校1年を締めくくる学芸会。「水を大切にしよう」がテーマの舞台の上、一粒の水滴になって歌い、踊ったRiki。

3人目の子供、しかも小学校ともなると、親もだんだんスレてきて少々のことでは感動しなくなる。全体の演出がすばらしいとか、演技がいいとか、大きな声でちゃんと歌っているとか。会場の音が良くなかったり、いい光が射していないと、ビデオや写真を撮るのを途中で止めてしまう。

『パパ、ぜんぶビデオに撮ってくれた?』

『ん? あのね・・・』

ごめん、Riki。下手な言い訳をしちゃって・・・

でもね、学芸会をとっても楽しみに、家で何度も歌の練習をしていたこと、会場となる体育館は音がとっても響くことを大きな目を輝かせて話してくれたこと、学芸会に来てくれる?って何回も聞かれたこと、何言ってるの行くに決まっているじゃないって思ったこと、本番では何故かあまり嬉しそうな表情ではなかったこと、それは緊張していたのか、それとも友達との間で何か気に食わないことがあったのか、それがちょっと気にかかったこと・・・

そんなたくさんの小さなこと。
それは一生忘れない。

いつか君が大きくなっても、昨日のことのように話してあげるよ。
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by kotaro_koyama | 2010-06-04 01:11 | イタリア暮らし


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