Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
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お別れ
d0036978_18243170.jpgRikiとママが一時帰国しました。
急に決まったこともあり、空港に行くまで、それを知らされていなかったKeiとMaho。

「ウソ!ウソでしょ~!?」

いつもヘタな冗談ばかりを口にしている狼少年のボクは、こういう時、なかなか信じてもらえないんです。

泣かれるかと思ったけれど、意外に、別れの事実をすんなり受け入れてくれた2人。とは言っても、Rikiの叫び声の響かない我が家は、いつもと違って、ちょっと寂しいのです。

今日は、たくさんの雪が降って、彼女たちを慰めてくれました。
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by kotaro_koyama | 2005-12-29 18:57 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(2)
差別
QUESTURA(警察)へ、滞在許可証の更新に行って来ました。

クエストゥーラは、外国人としてイタリアに住めば、誰もが通過しなければならない、やっかいな関所です。早朝配られる整理券を奪取すべく、夜明け前から並ぶのなんて当たり前。『整然と列を作る』なんて考えを持たない様々な国からの移民たちと、押し合いへし合いをしながら待っていると、『なんでこんな苦労してイタリアなんぞに住まなきゃいけないのかなぁ』という疑問が沸きあがってきます。

そして、窓口のお巡りさん。担当する人によって、その日によって、言うことがバラバラなんですよね。ですから、ちゃんと言われた通りに書類を揃えて行っても、また出直しなんてことがよくあります。ここには、ボクもだいぶ苦労をさせられました。

最近では、2年おきに許可証を更新するだけ。提出書類も決まっているので、だいぶ楽にはなりました。とはいっても、『待つこと』と『人ごみ』が大嫌いなボクにとっては、この更新時期が来ると憂鬱になります。

寒いこの時期、雨の中を並ぶのなんてまっぴら御免ですから、前の日、しっかり天気予報をチェックします。快晴の日を選んで6時半起き。7時過ぎに行くと、それでも、もう数十人の列ができていました。

待つこと1時間半。午前8時30分、ようやく整理券が配られます。自分のを見ると、"D-23"。
とりあえず帰宅します。どうせ順番が回ってくるのは、11時を回ってからですから。

妻とRikiを連れて、10時30分頃戻ります。電光掲示板の番号を見ると、"C-36"。
んっ? まだCの番ということは… まだ自分の前に80人以上いるってことじゃない!!バカバカしい。買い物でもしてこよう。

1時間後に戻ると… ぎゃっ!まだ5人しか進んでいない!!!

こうなると、ボクの中に流れるイタリアの血が騒いできます。ニホン人のココロは忘れてしまい…。おとなしく順番待ちなんかしてられるか!
運の良いことに、顔見知りのお巡りさんが窓口にいたんです。ボクの姿が彼の眼に留まるようウロウロ。ウロウロ。う~ん、なかなか眼が合わないなあ。ウロウロ、ウロウロ… あっ、眼があった!小さく手を振ります。

「何してんだオマエ?」と、手で合図してくる彼。すかさず、小さなRikiを見せて、「更新、更新」とジェスチャー。こういう時、身振り手振りで会話ができるイタリア人は便利です。

しばらくすると、期待通り、数十人の順番をすっ飛ばして、ボクたちを手招きしてくれました。このお巡りさん、実は名前も知らないんだけれど、ボクを日本人と知った時から、何かと便宜を図ってくれるんです。ただ単に、バイク好きで、日本のバイクを崇拝しているというだけの理由で親身になってくれるんです。

手続きをしながら、彼は、小声でこう言いました。
「こんど更新に来る時はさ、連絡よこせよな。日本人が、こんな混乱の中に並ぶことねぇよ!」

EXTRA COMUNITARIO - EU圏外の外国人- という言葉は、往々にして非常にネガティブな意味合いを持って発音されます。それは、『不法移民』という言葉にほぼ等しいのです。

もちろん日本人だって、EU圏外の外国人。でも、多くのイタリア人に言わせると、『日本人は違うでしょ』。でも、違うことなんてないんです。法律で、紙の上で、そう決まっているのなら、日本人であるボクも、ただ単なる"EXTRA COMUNITARIO"。

日本人であるが故に、時に、『嬉しい差別』を受けることがあります。今日のように。そんな時、「あぁ日本人でよかったなあ」と思い、日本という国に感謝します。でも、差別は差別。『人種差別が間違っている』と思うのなら、やっぱり、同じ外国人として、同じ扱いに甘んじなければいけないと思うのですが。でも…。
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by kotaro_koyama | 2005-12-28 19:26 | イタリア暮らし | Trackback(1) | Comments(4)
翌日
クリスマスの朝、子供たちはとても早起きです。ボクの寝ぼけた耳に、歓喜の声が響いてきます。
目をこすりこすり起きていくと…

d0036978_284427.jpg"GRAZIE GRAZIE PAPA' BABBO NATALE!!!"
《ありがとうね! パパサンタさん!!!》

夜中に、ゴソゴソと準備をした努力も水の泡。どうやらKeiちゃんもサンタクロースの真実に気付いたみたいです。

でも、彼女の心には、まだほんの少しの疑問が残るのです。パパがサンタなら、いったい何時買い物をしているのか?夜中におもちゃ屋さんが開いているのか!?

「来年のナターレは、パピのお財布を見るんだ!次の日、お金が少なくなってたら、それはパパがバッボ・ナターレだってことだからね!」

まだまだ無邪気な、可愛いKeiちゃんなのでした。
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by kotaro_koyama | 2005-12-26 02:19 | 子育て | Trackback(1) | Comments(3)
Dov'è Babbo Natale?
d0036978_3285843.jpg「ねぇパピィ、バッボ・ナターレはパパなの?それともほんとにいるの?」

今日は、12月24日。小さな子供が、大きな疑問を抱く日がやって来ました。『サンタクロースは存在するのか?』
友達から色々な「噂」を聞きつけたKeiちゃん。信じてきたその存在に、疑いを持ち始めたようです。

その横では、Mahoが意味深にニヤニヤしています。彼女も、昨年までは、ボクに騙され続けてきましたが、もうさすがにその存在を信じていない様子。でも、まだまだ無邪気なKeiの横で余計なことを言うと、ボクに激怒されるのを知って、黙っているのです。

「Keiちゃん、一昨日学校で歌ったばかりじゃない。なんだっけ?」

Guardiamo sul cielo se passa Babbo Natale
Esiste davvero ma non si fa veder...


《空の上を見てみようよ サンタさんが通り過ぎるかもしれない
ほんとにいるんだよ でもその姿を見せないんだ…》

「うぅん、そうだけど…。そうだ!Keiちゃん、今日はソファで寝る!そしたら、バッボ・ナターレがほんとにいるのか、それともパパがバッボ・ナターレなのか分かるから!」

騙し通せるのも今年限りかな。
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by kotaro_koyama | 2005-12-25 03:33 | 子育て | Trackback(1) | Comments(2)
帰宅
d0036978_20323199.jpg数日、家を離れていました。普段、主夫をして子供にベッタリのボクですが、時には仕事もしないと!

しばらくぶりに家に帰ってくると、子供たちが大歓迎してくれます。
玄関を入ると、たくさんのボールが飛んできて、「おかえり~!!!」

ホテルを転々として、一人の時間を楽しんできましたが、やっぱり家族のぬくもりはいいものですね。

Keiの学芸会にも間に合いました。ちょっと緊張した面持ちで、楽器を鳴らして、お歌を歌って。

客席にいるボクと眼が合うと、恥ずかしそうに、でも、とっても嬉しそうな顔を見せてくれました。
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by kotaro_koyama | 2005-12-23 20:36 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(0)
誕生日プレゼントは…
d0036978_16564216.jpgやっぱり、Rikiの大好きな『ぶぅぶぅ』にしました。

おもちゃ屋さんを一巡りして、手に取ったのがこれ。『2歳から』という大きな表示が目に留まったんです。Rikiの手にもピッタリの小さなリモコンが可愛い、ラジコンです。

お姉ちゃんたちの合唱に合わせて包みを開けると、Rikiは満面の笑顔に。

《ん?今日は、なんだか特別な雰囲気だねぇ!》

最初は、『触っていない車が動く』というのが理解できなくて、手で無理やり動かそうとします。そして、車が自分の方へ向かってくると、ビックリして半泣きに。でも、すぐに慣れて、動かし方を覚えるんですよね。子供、というか、人間の学習能力はすごい!

それにしても、クリスマスシーズンで賑わうおもちゃ屋さんでは、またしても、親ばかイタリア人をたくさん観察させられました。いや、『親ばか』というよりは、商業主義に振り回されている雰囲気に嫌悪感を感じたのかな。

モノをあげて喜ばせることも大事だし、それは、子供にとっていい思い出にはなるとは思うんだけれど、もっと大切な『何か』が、どんどん忘れ去られているような気がする…

そんな偉そうなことを考えながら、ボク自身も、このおもちゃを手に、お会計の列に並んだのでありました。

クリスマスには、すぐに放り出されるおもちゃではない、『何か』をプレゼントできないかと思案中です。でも、結局タダのオモチャに落ち着いてしまうのかなぁ…。
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by kotaro_koyama | 2005-12-14 17:12 | 子育て | Trackback | Comments(4)
Auguri!
d0036978_202532.jpg2003年12月12日12時25分。
あれからもう2年!

たいした病気もせず、スクスク育ってくれて、よかった、よかった。


「パピ~!誕生日プレゼント何買うの!?」
"GLI DEVI COMPRARE REGALI!!!"

今日は、朝からMahoとKeiの厳しい声が響き渡ります。

「まだ小さいから何にもわからないよ。だから買わな~い」
とふざけるボクに、お姉ちゃんたちは真剣になって怒っているのです。

もちろん、素敵なプレゼントを買ってくるさ!
でも、まずは、『おめでとう』の気持ちを、ね。

"Tanti tantissimi auguri, Riki!"
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by kotaro_koyama | 2005-12-12 20:00 | 子育て | Trackback | Comments(11)
お抱え運転手
d0036978_17272331.jpg「今年は、仕事が増えて忙しくて…」
「そうなんだ。でも、いいことじゃない!」
「なに言ってんの!子供の送り迎えよ!」

近所のお母さんが、そんな愚痴をこぼしていました。

確かに、この『仕事』は年々増えるばかり。我が家の場合、放課後のバスケットの練習に、その試合。そして、ほぼ毎週末ごとに催されるクラスメートたちの誕生日会。お抱え運転手は大忙しです。
今のところMahoとKeiの2人だけですが、これでRikiが幼稚園に行くようになったら…。

昨日も、Keiの友達の誕生日会がありました。風邪から復活したRikiも参加です。

「なぁなぁ~!なぁなぁ~!」
「はい、はい。何が食べたいの?」

家では、甘えてか、食欲にもムラがあるRikiも、こういう場に来るとよく食べるんですよね。

コーラにポテトチップが立ち並ぶ危険地帯をさりげなく通り過ぎて、おばあちゃんの手作りコーナーへ連れて行きます。案の定、美味しそうなパニーノやブルスケッタが。幸いなことに、ジャンキーな味をまだ知らないRiki、まずはトリュフのブルスケッタに手を伸ばしてムシャムシャ。

「トリュフかい?偉い!お前さんは、小さいのに本当の味を知ってるねぇ!」 近くにいたおじいちゃん、おばあちゃんたちは、大喜びです。

食べて、食べて、お姉ちゃんたちの後を追い掛け回して。お土産には、風船をたくさん貰って大満足。そんなキミの笑顔を見たら、送り迎えの面倒も吹き飛ぶよ。

あっ、そういえば、Rikiももうすぐ2歳になるね!あと3日だ。
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by kotaro_koyama | 2005-12-09 18:20 | 子育て | Trackback | Comments(2)
歌の先生
KeiとMahoがお世話になった幼稚園の先生、Luanaに呼び出されました。今年のクリスマスも、子供たちに日本の童謡を歌わせたい、教えに来て欲しいというのです。もうKeiは卒業してしまったし、クラスに日本人の子供がいるわけではないのですが、「世界は一つ」のコンセプトを今年も続けるのだとか。このクリスマスも、色々な国の歌を子供たちに歌わせるのだそうです。

音楽は、妻の領域。でも生憎、風邪をひいた彼女は声が全然出ない。そこで、泣く泣くボクが行くことに。歌は苦手なんだけどなぁ…。

d0036978_20492549.jpg眩い朝日の差し込む教室に入ると、30人ほどの子供たちが整列して待っていました。みんな、じーっとボクのことを見つめている!

子供って、遠慮がない、なんてストレートなんだろう!ちょっとドギマギしながら、

"Buongiorno tutti!!!"

妻が書いた楽譜を先生に手渡すと、早速、素敵なピアノの伴奏が流れ始めて。

「え、えっへん…」 

まずはお手本、音を外さないように、と。

すると驚くことに、子供たちは、ボクの真似をしてすぐに歌い始めたんです。それも上手に。
幼稚園の子供たちですから、歌詞はまだ読めません。ですから、ボクの口の動きを見て、耳から聞いた音を真似るだけなのに…。子供って、スゴイ!


   ゆりかごの歌を
   カナリヤが歌うよ
   ねんねこ ねんねこ
   ねんねこよ

ボクのことをじーっと見つめるイタリアの子供たちを前に、大きな声で日本の童謡を歌う。
ちょっと恥ずかしかったけれど、でも、とても気持ちのよい朝になりました。
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by kotaro_koyama | 2005-12-07 20:12 | イタリア暮らし | Trackback | Comments(4)
子供心
d0036978_6221332.jpg今日、帰宅すると、ボクの机の上に一枚の紙切れが置いてありました。
見ると、Keiの、一生懸命書いたらしいひらがなが並んでいます。


《まほわ やせてるんだけど
わたしは でぶ
です。》



その下には、綺麗な字で、ママのコメントも記してありました。

《そんなことはないと思います。 ママより》


思わず大笑い。彼女、決して太っているわけではありません。
この写真では、ちょっとポッチャリしているけれど。

子供って、時に、親の想像もつかないようなことを考えているんだなあ、と思わされました。
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by kotaro_koyama | 2005-12-06 06:36 | 子育て | Trackback | Comments(8)


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