Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
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放課後
イタリアの学校で、足りないなぁと思わせるのが体育の授業。広いグランドや、しっかりした体育館がある小学校なんてまずありません。その点は、日本の方が恵まれています。ですから、放課後は、サッカー、水泳などのスポーツ教室に通う子供が多いのです。公共機関が充実していないイタリア、送り迎えで親もたいへんです。

d0036978_2338145.jpg娘たちもバスケットを始めました。生徒集めのためか、今のところ無料というのがきっかけだったのですが。(笑) 

体育館は、「ドン・ボスコ」という私立高校の敷地内。「ドン」といっても別にマフィアが経営しているわけじゃありません。ドンって、神父さまを呼ぶときにつける敬称なんです。

一昔前、スポーツクラブなんてなかった頃、スポーツをしたければ、神父さまたちが取り仕切るそれぞれの教区にあるグランドに来てボールを追い掛け回すのが普通だったイタリア。Keiたちの通うバスケットチームもその名残りというわけ。

練習前にお祈りするわけではありませんが、時々催される夕食会などでは、ミサを必ずやるようです。子供たちを楽しませながら、自然にカトリックの道へ導く意味もあるわけですね。

練習後は、お決まりのように冷たいジェラートをねだるKeiとMaho。一汗かいて、満足気にペロペロやる彼女たちの笑顔が、送り迎えの面倒を吹き飛ばしてくれるのでした。
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by kotaro_koyama | 2005-05-31 23:26 | イタリア暮らし
姉妹愛
イタリアの子供たちって、自分より歳が小さい子の扱いがとても上手です。子供好きで話し上手な親たちを見て育つからでしょうか、ちゃんと話をして、遊んであげて。とにかく面倒見がいい。誕生日会などがあると、兄弟入り混じって参加する子が多いのも、そんな環境を育んでいるのかもしれません。

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ちなみに次女の幼稚園は、縦割りのクラス分け。3歳から6歳までの子どもが入り混じって集団生活を学ぶのはとてもいいことですよね。年齢を超えて一緒に遊ぶ姿、実に微笑ましいものがあります。

常にMahoの後にくっついて歩き回るKeiもよく可愛がってもらいます。今日もお姉ちゃんの彼氏、ロレンツォにかまわれて、大はしゃぎ。でもKeiって、お姉ちゃんの物は何でも欲しくなってしまうんです。

嫉妬心の入り混じったような複雑な表情を見せるMaho。お父さんは、将来に一抹の不安を覚えるのでありました・・・。
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by kotaro_koyama | 2005-05-30 17:31 | 子育て
夕暮れに
いい季節になりました。日中の日差しは厳しいけれど、日陰は心地よい。サマータイムのせいもあり、夜は9時過ぎまで明るいですから、夕暮れ時を楽しむのには最高です。庭の手入れ はまだ中途半端ですが、この心地よい夜を楽しまない手はない、ということでBBQ。

イタリアの肉は美味しいです。小手先不要、シンプルな炭火焼がいいんです。ステーキもいいけど、「サルシッチャ」が止められない。豚の挽肉で作った、ただの太いソーセージですけど、これが旨い!我が家で仕入れるサルシッチャは、肉屋のおじさんお手製です。胡椒がきいているので、普段は「から~い!」とブツブツ文句を言うKeiですが、外で食べる炭火焼サルシッチャの味は別格のようです。 "BUOOOONA!!!"
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日本では、再びサマータイム導入を試みる動きがあるそうです。反対論も根強いようですが、「人生楽しむ」一つの手段としていいと思うのですが。やっぱり残業が増えるだけかしら?
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by kotaro_koyama | 2005-05-29 19:20 | イタリア暮らし
PRIMA COMUNIONE
初夏。イタリアでは「プリマ・コムニオーネ」(初聖体拝受)の季節です。教会のミサで、パンの薄焼きのようなものを頂きますね。あれがキリストの肉体を象徴化した「聖体」です。この儀式は、1年ほどに渡って教理を勉強した10歳前後の子供たちが、初めてその聖体を受ける資格を得る日なのです。長女Mahoも、同級生たちのそんな儀式に招待される歳になりました。

d0036978_1853918.jpg国民の90%以上がカトリック信者のイタリア。小学校でも、もちろん宗教の授業があります。今日では、宗教の授業を受けない選択肢もありますが、そんな子供はまずいません。Mahoも、大きくカトリックの影響を受けています。家に帰ってきて、聖書の一節を説明してくれ、親が勉強させられることがしばしば。

こちらで暮らしていると、「あなたの宗教は?仏教?」と聞かれて困ってしまうことがよくあります。神教と仏教が入り混じった国に育ち、宗教教育を受けていない典型的な日本人の僕、その答えに戸惑います。仏教徒ってわけでもない、かと言って100%無神論者というわけでもない。結婚式はウェディングドレスだったし…。
その良し悪しは別として、日本における宗教教育の欠如を強く感じるのです。

COMUNIONEという単語には、財産や思想、感情の共有という意味もあります。辞書で引くと、その近くには、COMUNICARE(伝える)、COMUNICAZIONE(伝達・コミュニケーション)、COMUNITA’(共同体・地域社会)といった単語が見つけられます。どれもCOMUNE(共有)という単語が土台になっています。真にコミュニケーションを取るには、何かを共有していないといけないでしょう。
プリマ・コムニオーネは、イタリアに暮らす上で、この国のCOMUNITA’- 社会 - に仲間入りする一つの儀式なのではないかと思うのです。

「パピ、Prima comunioneを受けるって難しいの?Mahoにもやって欲しい?」
異人として暮らし、イタリア社会の真の一員ではない上に、宗教さえ中途半端な僕。娘にそんな素朴な質問をされると、ぐっと答えに詰まってしまうのでした。
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by kotaro_koyama | 2005-05-27 19:01 | 比較文化
行く? 来る? ~その2~
イタリア語と日本語の違いの中で、意味と使い方がまったく逆になる話をしました。その代表例として、「行く」と「来る」を挙げましたが、今日はその番外編。

d0036978_718598.jpg長男Rikiを出産した時のこと。3度目とは言え、妻はかなり舞い上がっていました。付き添いの僕に日本語で「痛い痛い」と騒いだり、そうかと思えば突然イタリア語を発したり。そして助産婦さんが、「奥さん、もう少しよ、頭が見えているわ!」って言ったまさにその時、

“Rikiiiii! Vieeeniiiiiiii!!!” ***直訳:「リキ~、キテ~~~!」

何とも言えない絶妙なタイミングで叫んだのです。その時、周りの助産婦さんの表情に意味深な、こらえるような微笑みが。 「?・・・ あっ、そうか!」

そう、イタリアと日本では、夜のベッドの中でも「行く」「来る」の使い方が違うんです。英語でもそうですね。まさに絶頂のアノ時、日本語では「イク~!」ですけど、イタリア人と夜をお供したら、「?」になっちゃいます。もしこちらでそういう機会に恵まれたら、ちゃんと「来てください」ね。

妻の叫びは、というわけで、イタリア人にとっては 「リキ~、イッテ~~~!」という拡大解釈になったわけ。「まさに生まれる」という出産絶頂の瞬間と、呼びかける相手が男の子だったということが相まって、助産婦さんたちの笑いを誘ったんです。

「行く」「来る」の違いを知らなかった妻、後の僕の説明に、大いに赤面したのでありました。
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by kotaro_koyama | 2005-05-26 07:31 | バイリンガル
今日のレシピ ~アスパラガスのパスタ~
もう17ヶ月を過ぎたRiki、最近は僕たちと同じものを食べられるようになり、料理もたいへん楽になりました。時には日本料理もしますが、やっぱりパスタ中心の我が家。パスタって、何かを絡めれば一品できてしまいますから、簡単でいいんです。
今日の食材は、アスパラガス。イタリアでは結構高級食材らしいです。確かにお値段高め。でも、栄養あるし、時には、ね。

d0036978_17301232.jpgアスパラガスのパスタ
簡単です。ポイントは、ゆで汁とパルメザンチーズ、そして塩加減かな。アスパラガスがソースになりますから、たっぷり多めの方が美味しいですね。

1. パスタを茹でる大きな鍋に湯を沸かします。塩は通常パスタを茹でる時よりも若干控えめに。何故って、後で茹で汁がソースに加わりますから。沸騰したらアスパラガスを茹でます。まずは根元の固い方から。続いて穂先。ソースとなる根元の方は柔らかめに、穂先は若干固めに茹でましょう。

2. 飾りにする穂先をいくつか残して、アスパラはみじん切りにします。パスタを同じ鍋で茹で始めましょう。ペンネなど、ショートパスタが合うかな。

3. 大きなフライパンにオリーヴオイル少々とバター大匙1を入れます。溶け始めたら、みじん切りにしたアスパラを加えます。途中2~3度、パスタの茹で汁を加えます。これで塩味とトロミをつけるわけです。

4. パスタが茹で上がったら、3に加えます。1分ほどよくソースとパスタを絡めます。バターを一かけ加えて更に絡める、絡める!

5. 火を止めたら、パルメザンチーズを一掴み加え、またよく絡めて出来上がり。
  アツアツのうちにどうぞ。黒胡椒がよく合いますからお好みで。

最近、自分でフォークを握って食べないと気がすまないRiki。今日も大いに散らかしてくれました…。でもよく食べましたね、エライ、エライ。
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by kotaro_koyama | 2005-05-24 17:40 | 料理とレシピ
日曜日
d0036978_16395471.jpg3日坊主になるかと思われた庭仕事、頑張って続けています。
何しろ広いので大変。それに土を掘り返すと、瓦礫が山のように出てくるんです。こんなたくさんの石、捨てるところもないので、敷石をすることにしました。

現場監督Rikiくんが、出来具合をチェック。
 
「ウン、マアイイダロウ」




「監督、でも、後ろも見てください。先は長いんです…」
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by kotaro_koyama | 2005-05-23 16:46 | イタリア暮らし
L’abito fa il monaco?
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イタリア語の諺に、L’abito non fa il monaco (衣は僧を作らず)というのがあります。人は見かけに依らない、外見では判断できないという意味ですね。

「パピ~、Kちゃん大きくなったら、画家になるね!」
絵を描くのが大好きなKeiですが、彼女の場合、まずは外見も大事なようで。
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by kotaro_koyama | 2005-05-21 19:11 | 子育て
Ciuccio
イタリア語で、おしゃぶりはciuccio(チュッチョ)です。如何にもチュッチュッ吸うって感じですよね。
次女のKeiは、おしゃぶり派でした。時には3つ同時に口に咥え、更に手にリザーブおしゃぶりを握り締めていたのを思い出します。そのガメツイ性格は、6歳になった今も健在。おもちゃはもちろん、公園に遊びに行けば石や小枝、海では貝、とにかくコレクションしまくってすべて自分の物にしようとします。幼稚園から帰ってくれば、ポケットの中は、色んなモノで一杯。生まれ持った性格って面白いですね。

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一方、息子のRikiは指しゃぶり派。おしゃぶりには見向きもしません。おしゃぶりを渡しても、投げ捨てるのです。

指をしゃぶる息子をからかって、こちらも指をしゃぶると、止めてという素振りをしながら怒るのが可愛い。「からかわれて恥ずかしい」という感覚って、どこでどうやって身につくのでしょう?

イタリア人は子供好きの上、とてもおせっかいです。街を歩いていると、おばあちゃんが寄ってきて、「これっ、この指外しなさい!」なんて言いながら、無理やり息子の指を引き抜くことがしょっちゅうあります。

今日もちょっかいを出されて泣かされるRikiなのでした。
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by kotaro_koyama | 2005-05-19 22:02 | 子育て
IL POSTINO
もう一年半ほど前のこと。息子が生まれた時に頂いたお祝いの中で、今でも心に残る、小さな、でも嬉しい贈り物があります。
ある朝、いつものように郵便箱を開けると、不在通知の紙が。「あれ?ずっと家にいたけどなぁ」
よく見ると、何やら手書きでゴチャゴチャと書いてあるのです。

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『ちゃんとしたカードじゃなくてごめんよ。でも、新しいお子さんの誕生、ほんとうにおめでとう! 郵便配達のジョルジョより』

そう、毎日明るい笑顔で「ブォンジョ~ルノ!」と挨拶をしてくれる、郵便配達のおじさんなのでした。

イタリアでは、子供が生まれると、玄関先に大きなリボンを飾る風習があります。男の子ならブルー、女の子ならピンクのリボンです。近所や、通りかかった人に、新しい命の誕生を知らせるいい習慣です。郵便配達のジョルジョも、我が家の青いリボンを見て、この嬉しいメッセージを残してくれたのでした。

気持ちがあっても、それを形にして伝えることってなかなかできないことだと思います。改めて、かしこまって何かをするより、こんなさりげないことの方がいつまでも心に残るような気がします。

彼の心遣い、見習わなきゃ。
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by kotaro_koyama | 2005-05-18 20:19 | イタリア暮らし


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