Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
姉妹愛
中学一年生になったMaho。新しい環境にも慣れて、毎日楽しそうに学校に行っていると思っていたのですが、ポロッと告白したのでした。Keiとボク、3人きりの夕食の時のことです。

『わたし、結構いじめられてるんだよね・・・』

d0036978_1661497.jpgイタリア人には発音のしにくい"H"の入った名前をからかられたり、中国の芸能人の名前で呼ばれたり。いじめと言っても、話を聞けば、陰湿なものではありません。

でも本人にしてみたら、決して楽しいことではないのはもちろんです。特に、昔好きだった男の子から、毎日からかわれるのは堪えるよう。『あんなヤツ!』と強がってはいるものの、心のどこかでまだ好きなのかもしれませんし。

見ると、話しにくそうにしているMahoの顔には、こんなことで親を心配させたくないという気持ちが、ありありと浮かんでいるのでした。泣きつきたいときもあったかもしれないのに。

親の知らないところで、いじめを受ける子供の気持ちが少し分かったような気がしました。

日本人の子供として、日本でフツーに暮らしていれば、味わうことがなかっただろう苦い思い。『そんなバカな奴らは無視していればいい!』なんて強気な発言をしてみたものの、ボクは、なんとなく責任を感じてしまって、言葉数も少なくなってしまったのでした。

暗い雰囲気になった食卓。ポツリ、ポツリと学校での出来事を話すMahoを、それまで黙って見つめていたKei。徐々に眉毛が吊り上がってきたかと思ったら、突然椅子から立ち上がって・・・

『こんどKeiちゃんが学校に行って、そいつらを八つ裂きにしてあげる!こうして、こうやって、グジャグジャにぃ~!!!』

と、目の前の紙ナプキンをビリビリに引き裂きながら叫んだのでした。机をガンガン叩いて。まるで自分がいじめられたかのように悔しそうなKei。それを見てMahoも大笑いです。

普段は、たくさんの我が儘を言ってお姉ちゃんを困らせているKei。まだまだ小さいと思っていたその存在が、この時ほど大きく感じられたことはありませんでした。短い手をいっぱいに使って怒りを表現するその姿に、Mahoはもちろん、ボクも勇気付けられたのでした。
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by kotaro_koyama | 2006-09-25 16:31 | イタリア暮らし
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