秋の色

秋の色_d0036978_2333790.jpg我が家の庭に、たくさんの柿がなりました。見た目には美味しそうなのですが、残念ながら渋柿。もぎたてよりも、少し時間をおいてからの方が甘いとのことなので、試してみたけれど、やっぱり渋い。激しくシブイ。

柿は、イタリアでもKAKIとそのままの名前で呼ばれてポピュラーです。
りんごのフジもそうですが、日本名がそのまま使われている果物に出会うと、嬉しいものがあります。この季節、近所の八百屋さんにもたくさんの柿が並びました。でも、よく見たら、"KAKO"の表示が。

イタリア語では、男性名詞単数形の多くが"O"で終わります。複数なら"I"になります。だから、理論的にはKAKOもあり得るけれど…。
「カコ」ねぇ。思わず笑ってしまいました。

辞書を引いてみると、KAKIは、外来語ということで語尾変化がありませんでした。単数形でもやっぱりKAKI。"KAKO"は、この八百屋さんなりの翻訳だったわけです。

そう言えば、娘たちも、よく彼女たちなりの語尾変化をしているなぁ。

「もー、わたしのクラスには、3人もフランチェスキがいるんだよ!」

「フランチェスキ?」

「Eh sì! フランチェスコ n.1、フランチェスコ n.2 ・・・
Mamma mia quanti FRANCESCHI!!!」
Commented by くっきも at 2005-11-11 08:37 x
パパイヤ鈴木のNHKスペイン語講座やら、とっても不思議な雰囲気のアラビア語講座とか普段耳にしない言語のTV講座を何気なくぼーっとみながらそれぞれの国のそれぞれの言語の特徴的な活用変化が興味深く、ふとちゃんと勉強してみたいと思うものの。。三日坊主で全然ダメっぽいです(^^; 母国語のはずの日本語も怪しいしねえ。
渋柿は、渋抜きをしないといつまでも渋いです。
一番ポピュラーな渋の抜き方は、アルコールで抜く方法。
渋柿のへたを下にして焼酎(35度以上のアルコール類)をへたにだけちゃぷちゃぷつけて、そのままへたを下にしたまま、密封容器やビニール袋にいれ、しっかり密封して1週間以上置いておくと渋が抜けるそうです。
詳しい方法は、「渋柿 渋抜き 焼酎」とググるといっぱいヒットしますよ。

Commented by vietri at 2005-11-11 15:42
はじめまして!
パスタのヴィエトリです。沢山のお写真を拝見しましたが、どちらも表情豊かで良い写真ばかりですね。
そして、文章の内容も濃いものばかりで、じっくりひとつひとつ読ませて頂かなければいかないと感じました。
これから、どうぞよろしくお願い致します。
Commented by kotaro_koyama at 2005-11-11 20:04
くっきもさん>渋柿対処法、ありがとうございます。たくさん、たくさんの柿がなっているので試してみます。干し柿にしてもいいみたいですねぇ。
Commented by kotaro_koyama at 2005-11-11 20:05
vietriさん>ご訪問感謝です。これからもどうぞよろしく!
Commented by chiho at 2005-11-11 22:09 x
このriki君もとっても可愛いです。それにしてもどんどんと成長していますね。我が家のユキちゃんは、イタリア語だと凄くおしゃべりなのですが、日本語は赤ちゃん言葉のままです。もっと日本語をがんばらなくっちゃ!
Commented by kotaro_koyama at 2005-11-12 07:00
chihoさん>両親共に日本人でも、日本語教育には苦労します…。がんばって、継続力を持って、日本語で話し続けるのが大事だと思います。つい、似非イタリア語で話しかけてしまいがちですが。
Commented by この指とまれ! at 2005-11-16 21:05 x
落ち葉の色も kaki kako? の色も 秋~
イタリアで 干し柿に挑戦してみては?
渋い柿は どのようにして 食べるの?
あっ、 柿 食べるのかな~?
Commented by kotaro_koyama at 2005-11-16 22:48
この指とまれ!さん>コメントありがとうございます。干し柿、挑戦してみたいのですが、このところ、霧が多くて。やっぱり、晴れてないとダメですよね・・・?
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by kotaro_koyama | 2005-11-10 23:46 | イタリア暮らし | Comments(8)

主夫と生活、ゴルフのこと。


by kotaro