musica

訳があって日本へ帰っていました。楽しい理由ではなかったのだけれど、子供たちにとって日本へ行くことはいつでも特別な、嬉しいこと。たった10日ほどだったけれど、ママに甘えて、しばしの休息をとってきました。

ところで、Keiのピアノ。去年の夏休みに習い始めてから9ヶ月ほどが経ちました。イタリアでもいい先生に巡り会えて、肩肘張らずに練習をしています。「毎日40分弾こうね」の約束、もちろん守れない日もあるけれど、親に押し付けられることなく自主的に続けています。

イタリアのお家にある電子ピアノでは重みを感じる微妙なタッチの練習ができない(らしい)のだけれど、日本の実家には一応ホンモノがあります。Keiのお父さんがバイエルを弾いていた(らしい)白いアップライトピアノです。40年の時を経て、弦が震えました。調律が必要(らしい)けれど・・・

ピアノの上手なお子様をお持ちの方には馬鹿にされるかもしれません。でもね、Keiのこの上達ぶり、音楽音痴のお父さんにとっては嬉しい限りなのです。彼女は決してプロのピアノ弾きなんかにはならないだろうけれど、ピアノを弾くことで、少なくとも一人の人間(それはボクです)を幸せな気持ちにしてくれること、そして何より本人が楽しんで弾いていること。大きくなっても、「音」を「楽」しむ心を忘れないでピアノを続けて欲しいなあと思うのです。


Commented by saku at 2013-05-12 08:44 x
この前弾いたときよりもすごい上達しているのがわかりましたよ
毎日練習していた成果ですかね?
Commented by matsuoka at 2013-05-14 13:22 x
おぉ、白いピアノとはハイソな感じ。
日本に帰る楽しみがまた一つできたねぇ。
Commented at 2013-05-14 19:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kotaro_koyama at 2013-05-14 23:04
sakuさん:上達ぶりによくぞ気付いてくれました!それほど気合い入れてやっている訳ではないのですが、この子は器用みたいです。
Commented by kotaro_koyama at 2013-05-14 23:05
matsuokaくん:誰も触らないから下取りにでも出してしまおうかと思っていたピアノ。良かったよ。
Commented by kotaro_koyama at 2013-05-14 23:06
鍵コメさま:そうそう、あまりに上手なよりも、これくらいでハラハラさせてくれる演奏がいいのかも!
Commented by kishie at 2013-07-08 07:11 x
うわぁお、とっても素敵な演奏!
私、一応音高、音大出身のなんちゃってプロだったんですから、
分かりますぜ。音色の変化があってきちんと意志のある演奏、
パパの好きな曲を弾いてもらう、なんて夢なんでしょうね(笑)

今日は久々にお目にかかれて本当に嬉しかったです。
楽しい時間、ありがとうございました♪
今度は私の伴奏でもしてもらおうかな〜。
Commented by kotaro_koyama at 2013-07-16 02:34
kishieさん:プロにそう評価してもらえると、親ばかブタは木に登っちゃいます!・・・ん?サボり気味な娘に練習強要しちゃいそうだなあ・・・
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by kotaro_koyama | 2013-05-12 06:31 | 日本放浪 | Comments(8)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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