Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
あと一歩。
d0036978_1712438.jpg「パパ、誕生日プレゼントに何が欲しい?」

「なんにもいらない。恵ちゃんが怖い顔しないで笑顔でいてくれればいいよ」

「ははは・・・。じゃあ明日の朝は、起きちゃ駄目。わたしが朝ご飯用意するから。それにリキの服もおやつも準備する。分かった?」

「はいはい」

「・・・で、何が食べたい?」

「何がって言われても、いつもバールでコルネットとコーヒー飲むだけだからなあ」

「分かった!サンドイッチ作ってあげる。バールでカプッチーノも買ってくるね!」

こうしてボクの四十六回目の誕生日は、ボリュームたっぷりの手作りサンドイッチで幕を開けた。

レタス、ゆで卵に、手作りマヨネーズで和えたツナ、ボクの好きなマスタード。マヨネーズは前の日に作り方を教えながら手伝ったけれど、あとは全部自分で考えてやったらしい。

朝五時半に起きてゴソゴソ、ツナ缶で指を切って血を流しながら、たくさんの具を挟んだ一品。手に持って頬張ると、卵やツナがこぼれ落ちて来る。美味しい!

それからイチゴとバナナ、リンゴにオレンジで作ったマチェドニア。

Keiがよしもとばななの作品を読み始めて、「ばなな」って変な名前ねえ本名かしら、なんていう会話から彼女のHPを見つけ、その中にあった12月の日記に甚く共鳴した。曰く、『人間には「慣れる」大きな力がある。でも今の自分の生活の中でやっていることを自分が慣れて受け入れているだけなのか、好きでやっていのかを見極めるのはとても難しい。慣れているから受け入れてしまっていることの中に、人生を変える秘密が潜んでいる。あくまでも、もし変えたければだけど』

イタリアに暮らしてもう17年。そしてあと4年で50歳。46っていう数字には別に驚かないけれど、50っていう奴にはちょっと恐怖すら覚える。17年前、30を目の前にして感じた思いに似ているかもしれない。30歳になる前に人生を方向転換したいと切に考えたあの気持ち。

子供たちもいるし、今からまた国を変えるとか、そんな大きなことは考えていないけれど、でも、もう一つ外へ。慣れきってしまったこの枠を見直して、外して、あと一歩前へ。小さな奥さんに見つめられながらそんなことを考えた朝だった。
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by kotaro_koyama | 2013-01-23 18:32 | イタリア暮らし
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