隠し味。

隠し味。_d0036978_20425457.jpg食事のネタに尽きた時、というか、大抵いつもそうなのだけれど、もう何も考えず肉屋や八百屋に行って、買い物をしながらひらめきを待つ。

「まあ、ゆっくり考えな。」

肉屋のおじちゃんに言われて、そうねえ・・・

昨日、ボクの目に留まったのは雄鶏の鋭いかぎ爪。雄鶏って、確か今まで一度くらいしか料理したことないけれど、なんか気になる。ブロイラーの雌鳥と違う育てられ方をしているのかどうかしらないけれど、見た目は健康そうだ。

「どんな料理にするんだ?」

いや、あの、まだ決まってないんだよね・・・
とりあえずぶつ切りにしておいて。

「足はいるかい?」

足ねえ。ブロードの出汁にしてもいいし、足も貰っておくか。うん、と答えると「美味いぜ」と親父が嬉しそうだ。ってことは、この足に噛りつくわけか? 「いらない」って言ったら自分の飯にするんだろうな・・・。

爪は切り取ってくれたものの、テラコッタの鍋でニョキっと突き出るナマ足はなかなか印象的。その辺にあるものを適当に放り込んだだけだけれど、この足のお陰でいい味に仕上がりそうだ。せっかくだからこの御御足もお皿に載せることにしよう。Keiのお皿にしようか、Rikiのにしようか・・・ 「もうすぐご飯だよぉ!」
Commented by vicolos at 2012-10-16 17:06 x
鳥はねぇ、牛蒡と一緒に煮るのが良いらしい。
私は「ダッシュ村」で南雲先生が教えてくれた「若返り料理」を今夜の夕飯に作りました。
あっ、でも、ムスコは食べなくても充分若いわねぇ。
Commented by kotaro_koyama at 2012-10-17 01:25
vicolosさん:恥ずかしながらゴボウの漢字、読めませんでした・・・ 今夜はまた鶏肉。でもただ焼くだけの手抜きです。。。
Commented by ayako at 2012-10-19 12:49 x
タイでは鶏の足を普通にたべます。私は絶対食べないと思いますが。
自分で料理してみようなんて、凄い勇気です!
Commented by kotaro_koyama at 2012-10-19 14:17
ayakoちゃん:足はね、Keiのお皿に美しく盛ったのです。大騒ぎするかと思ったら、「なあにこれ?足?ふう〜ん」って、思い切り噛りついていました。さすが肉食女。
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by kotaro_koyama | 2012-10-14 21:11 | イタリア暮らし | Comments(4)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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