Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
お買い物
近所にあったお気に入りの八百屋さんが廃業してしまい、野菜や果物の調達に困っていた。もちろんスーパーマーケットに行けば何でも手に入るのだけれど、その品質が今ひとつ気に入らない。

そんな折り、友人から市場に出店している農家の話を聞いた。「壁に"ロベルト"って自分の名前が書いてあるだけだけど、行けばすぐ分かるよ。ペルージャの郊外に畑を持っていてね、情熱を持って仕事をしている奴さ。自分の手で育てた旬の物しかおいていないんだ。お勧めだよ!」

d0036978_1934317.jpg旧市街にあるその市場は、活気がなく陰気な雰囲気で好きではない。でも一度はその「ロベルト」を試してみたい。買い物袋を下げて散歩がてら行ってみた。

なるほどすぐに分かった。他にもある八百屋だって悪くない品揃えに見えるのに、その店だけに行列ができている。常連らしきおばあさんや、既にイライラしている主婦。順番があるようでないような、イタリアの順番待ち。「待つ」ことが大嫌いな僕だけれど、こういう時は気持ちを切り替えなきゃ。一人や二人に順番を抜かされたって別にいい。人間観察でもしながら気長に待とう・・・

あたしゃほんの少しの買い物だからさぁ、それに足が痛くてねぇ、見てよこの杖・・・ あの手この手で割り込もうとする隣のおばあちゃんに僕の順番を譲って国際親善。40分もの間、騒々しい客達の中にあって、じっと黙って待っていた僕の態度、ロベルトも気に入ってくれたようである。気持ちのいい接客をしてくれた。

スーパーでは見られないような色と形。ジャガイモ1kg、トマト1kg、洋梨1kg、りんご1kg、サラダ菜3玉、きゅうり2本、にんにく3玉を買って、お会計7.5ユーロだった。

安いなあ、美味しそうだなあ、これから常連になるか、なんて思いながら市場を後にする。旧市街を歩いていると、さっき順番を譲ってあげたおばあちゃんが。「ありがとうよ、若いの。イタリア人は嫌な奴ばかりだけど、お前はいい奴だ!」だって。僕、いいことをしたのかな?
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by kotaro_koyama | 2012-09-25 19:44 | イタリア暮らし
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