Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
野生児
とかく親は子供を自分の思い通りにしようとする訳で、それがうまくいかないとイライラする。勉強しかり、運動しかり、毎日の生活の、細々したことしかり・・・ 期待に沿えば上機嫌、そうでなければイライラ。もちろんボクもその例外ではなくて、でもちょうど、そう、Rikiのへなちょこサッカーに失望して苛ついていた時に読み始めた本のお陰で目が覚めた。

養老孟司氏が「手入れ文化と日本」の中で繰り返しこう言っている。「ああすればこうなる、というのが人工の世界。でも自然とはそういうものではない。それなのに現代社会はすべてを徹底的に人工化しようとする。ああすればこうなると考えている・・・ 子供は自然の一部、放っておけば野生児である。もちろん誰も自分の子供が野生児になることを望んではいない。では天才児教育でもすれば思うようになるかと言えばそういうものではない。ではどうするか?お父さん、お母さんが毎日毎日やかましく言う。親はやかましいものだがそれは子育てが手入れだからだ。日々手入れしていくと、どこかある適当なところでおさまる。それだけのことではないか・・・ 子供は人工物ではないからどう育つか分からない。分からないから育ててみる。分かっていたら面白くもなんともない・・・」

なるほどね。分かっていたら面白くない、か。どうなるか分からないから面白い、か。育てる側の親が面白くなければ育てられる子供だって面白くないに決まっている、か!

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by kotaro_koyama | 2011-11-16 03:42 | 子育て | Trackback | Comments(1)
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Commented by africa at 2012-02-10 10:06 x
お姉ちゃんがどうして日本に行くことになったのかな?と思って、きょうのKeiちゃんが頭痛い記事もあって、遡ってたら、この記事に。
このことば、いいですね。私自身は、子育てもそうだけれど、今の白米の生活への疑問がここにあるように思いました。面白さがない、バカバカしさがないのは、山も川も徹底的に人工化された「美しい都市」に住んでるからなんでしょうね。疑問を感じるのは、まだ麻痺していないということで、やっぱり早く脱出しなきゃだな。
でもこの言葉・・・「毎日やかましく言う」ことは手入れとして肯定してくれてるんですね。下手に手入れすると芽をつんで枯らし、イングリッシュガーデンのように予定調和にもなり、はたまた宇宙を醸しだす「盆栽」にもなるということでしょうかね。親も勉強しないといかんですね。
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