Maho20歳、Kei17歳、Riki12歳。イタリアで、一部ニッポンで、スクスク成長中。
by kotaro
第一号
『わたし熱があるの。37.5度だし元気なんだけれど他の人に移しちゃいけないから迎えに来てもらいなさいって・・・』

金曜日午前11時30分、Mahoからの電話。いよいよきたか、新型インフルエンザ。でもその程度の熱ならまだ分からないな、などと考えながら初めて娘の学校へ向かった。歩いても10分程の距離の近所。車だと旧市街をぐるっと一回りしなければならずかえって遠くなる。でももちろん車で行く。

人数が多すぎて本校舎に入りきらなくなってしまったMahoのクラスは、隣の専門高校に間借りをしている。校舎の周りがゴミだらけなこと、その専門高校の生徒たちが窓からゴミを投げてきたり、授業時間中に大声でからかってきたりすること・・・ いつも聞く情景に初めて色がついた。

『間借り』の文字通り、Mahoのクラスへ行くには裏の非常階段から校舎に入らなければならなかった。Bidella(用務員のおばさん)が笑顔でボクを出迎えてくれる。Mahoがだるそうな顔をして腰掛けていたのは、これまた『間借り』がお似合いの、寂れた小部屋だった。電話、コピー機が1台。娘を連れて帰るため、Giustificazioneに署名をする。遅刻や欠席をした時にその正当性を親と先生が確認するための小冊子だ。重いZaino(リュック)を背負ってやる。傷だらけの壁を眺めながら一緒に階段を降りる。

『ああダルい・・・ あっ、あの窓。あの窓からね、Geometri(測量技師高校の生徒)がゴミを投げつけて来るの。ほら見てよここ。ゴミだらけでしょ。あれっ、パパ車で来たの?』

娘に具合の悪いと言われて歩いて来るかね、といつもの如くひねくれた答えをする悪いボク。愛情表現がね、パパはね、素直じゃないんだよ。

帰宅。部屋を暖める。水を与える。寝かせる。半信半疑で様子を見ているうちにMahoの熱はグングン上昇、39.7度に達した。こりゃ間違いない、新型インフルエンザだ。3人も子供がいれば、遅かれ早かれ、だ。Mahoがまだ1歳の頃、初めて熱を出して、それがいきなり39度を超えていて夫婦共々大慌てをしたことが思い出される。あの頃は親も初々しかった・・・

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by kotaro_koyama | 2009-11-22 19:00 | イタリア暮らし
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